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2005.02.28 (Mon)

『平成都市伝説―ホラーセレクション』

[著者]井上雅彦 他
[監修者]尾之上浩司
[出版社]中央公論新社 C★NOVELS
[初版発行]2004年10月25日

[感想等]
 9人の作家による「都市伝説」を題材にした書下ろし、
モダンホラー・アンソロジーセレクション。

 各々の作家が異なった「都市伝説」を題材にしているため、
雰囲気の違う様々なホラー作品を楽しめた。
 私自身の好みでは、スプラッタものはあまり好きではないので、
地縛霊になった青年が主人公である、斎藤肇の『名残』や、
ヴィクトリア朝ロンドンの「ばね足ジャック」を題材としている、
北原尚彦の『怪人撥条足男』が面白く感じた。


平成都市伝説―ホラーセレクション

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EDIT  |  10:58 |  まあ面白いと思った本(☆3つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2005.02.27 (Sun)

『金田一少年の事件簿3―電脳山荘殺人事件―』

[著者]天樹征丸
[出版社]講談社 マガジン・ノベルズ
[初版発行]1996年4月15日

[感想等]
 漫画の「金田一少年の事件簿」のノベルズ版。
 パソコン通信上のミステリー・サークルという仮想世界から、
現実の雪の山荘に集まった初対面の人々の間で起こる
連続殺人事件の謎を、たまたま迷い込んだ金田一少年が解いていく。

 読者には犯人の本当の名前が当初から判っているのだが、
ハンドルネームを名乗っているので誰だか判らないという点が
金田一少年とは違う立場で犯人探しが出来る気がして、楽しめたし、
判明していると思われた本名にもひとひねりがあって面白かった。
 面白く感じたのは、もし、発表当時すぐに読んでいたとしたら、
ハンドルネームを使って簡単に別の人間に仮装できることや、
仮想世界の出来事が現実の犯罪に結びつくのは、
目新しく現実味が薄いと感じられたかもしれないが、
今では違和感が無く読めるようになった点もあるかもしれない。


金田一少年の事件簿3―電脳山荘殺人事件―

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EDIT  |  16:33 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(1)  | CM(0) | Top↑
2005.02.26 (Sat)

『リジー・ボーデン事件』

[著者]ベロック・ローンズ
[訳者]仁賀克雄
[出版社]早川書房 ハヤカワ・ミステリ1749
[初版発行]2004年3月10日

[感想等]
 19世紀末にアメリカで起きた有名な未解決殺人事件の謎を
事実を背景に虚構を加えて解き明かそうとした作品。

 リジー・ボーデンが父と義母を殺してしまう過程が、
彼女の心理とともに、良く描かれている。
 が、作品に出てくるリジーの恋人の男が架空の人物であること、
リジーが無罪になった裁判の様子やその理由が描かれていないことに、
真実の探求という面での不満が残る作品である。


リジー・ボーデン事件

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EDIT  |  10:25 |  いまひとつだと思った本(☆2つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2005.02.25 (Fri)

『氷のなかの処女』

[著者]エリス・ピーターズ
[訳者]岡本浜江
[出版社]光文社 光文社文庫(修道士カドフェルシリーズ6)
[初版発行]2003年11月20日

[感想等]
 12世紀半ばのイングランドの修道士、カドフェルを主人公とする、
ミステリーシリーズの第6巻。
 内乱の避難民の中に消えた貴族の姉弟を探すことから、
修道女の死体の発見や、怪我をした修道士の失った記憶など
様々な事件や謎が生まれていき、最後には解決していく。

 1巻目を読んで以来、次々と続きが読みたくなって、
やっと6巻までたどり着いたのだが、この巻も期待外れがなく楽しめた。
 謎解きの部分も面白いのだが、カドフェルの人物像に心惹かれているので、
この巻では、カドフェル本人もずっと知らなかった、
彼の過去の出来事の結果が、明らかになるというオマケ付きなのが嬉しかった。


氷のなかの処女

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EDIT  |  15:03 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2005.02.24 (Thu)

『令嬢テレジアと華麗なる愛人たち』

[著者]藤本ひとみ
[出版社]集英社
[初版発行]2004年5月30日

[感想等]
 フランス革命後に美神と称えられたほどの美女だった、
テレジアが祖母として若い頃の恋を孫娘に話すという形の物語。

 フランス革命時代の歴史の変遷を自分の美貌を頼りに、
著名人と関係を持つことで生き抜いた女性のしたたかさを感じた反面、
自慢話的な語り口と露骨に感じた性描写には、少々うんざりした。


令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

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2005.02.23 (Wed)

『うつくしい子ども』

[著者]石田衣良
[出版社]文藝春秋 文春文庫
[初版発行]2001年12月10日

[感想等]
9歳の女児殺害事件の13歳の犯人少年の兄である
14歳の「ぼく」が弟の事件の真実を求めて調査するという、
実際にかつて起こった事件を思い起こさせるようなミステリー。

 よくありがちな、マスコミや近所の人々や世間一般の人達の、
加害者の家族への対応や制裁の様子も描かれているが、
それ以上に兄に対する周囲の子ども達のいじめの酷さなどが、
タイトルの「うつくしい子ども」が皮肉に感じさせられるような、
子どもの世界を描いて居るようで、
(主人公やその友人のたくましさ・前向きさが救いになっているものの、)
重く辛く感じさせられる話だった。

 また、加害者の兄の視点が主となっているので、
加害者の家族の辛さは良く描かれている分、
被害者の家族の辛さが充分に描かれていなかったのが残念な気もした。
 ・・・もっとも、そこまで描かれたら、
さらに重く辛すぎる話になったかもしれないが。


うつくしい子ども

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2005.02.22 (Tue)

『武蔵忍法旅』

[著者]山田風太郎
[編者]日下 三蔵
[出版社]筑摩書房 ちくま文庫(山田風太郎忍法帖短篇全集8)
[初版発行]2004年11月10日

[感想等]
 「人名+忍法O」というタイトルのシリーズ6篇と、
エッセイ『”忍法小説”はなぜうけるか』が収録された短編集。

 歴史上の人物と史実に奇妙な忍法がからむという、
不可思議な山田風太郎らしい作品集。 
 中では『ガリヴァー忍法島』が意外な登場人物達や、
エドガー・アラン・ポーの『黄金虫』の暗号文を踏襲した暗号が出てきて、
とても奇抜なアイディアで面白かった。


武蔵忍法旅

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2005.02.21 (Mon)

『村の日記』

[著者]ミス・リード
[訳者]中村妙子
[出版社]日向房
[初版発行]2000年12月10日

[感想等]
 第二次大戦後まもない南英の田舎の小学校の女校長の一年を
彼女の書いている日記という形式で描く、
「フェアエーカー物語シリーズ」の二冊目。

 前作の『村の学校』を読んだばかりなので、
人間関係などが良く判っていたので、面白く読めたが、
この作品からいきなり読み始めると、
ちょっと人間関係などが判りにくい点もあるかもしれない。
 モンゴメリーの「赤毛のアンシリーズ」の村の人間関係の様子と、
ワイルダーの「大草原シリーズ」の小学校の生活の様子を、
併せ持った話という感じがした。
 独身女性の本人の視点から見た友人の既婚女性の様子などが、
中では面白く思えた。
 が、お金の苦労に関する話などが多い点が、
貨幣の価値などが良く判らないこともあり、ちょっと興味をそがれた。


村の日記

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