2005.03.21 (Mon)
『二十四時間』
[著者]乃南アサ
[出版社]新潮社
[初版発行]2004年9月25日
[感想等]
二十四時間のそれぞれの時間をタイトルにする短編集。
作者のその時間帯に関する過去の思い出や記憶が綴られているようで、
エッセイだと思われたが、もしかすると私小説に類する創作なのかもしれない。
各編の並び順は一日の時刻順でもないし、内容も時代の順番でないし、
同じ一日の出来事ではないので、何処からでも読めるし、
つながりを気にせずに読めるのはとても良い感じがした。
作者のその時の状況や気分が静かな語り口で綴られている読みやすい文体の上、
短篇なので、どれもさらりと読むことが出来た。
その中では、ペットに関する話で哀しさや温かみを感じた『十五時』と、
少し怖い不思議な経験の『零時』が心に残った。
[出版社]新潮社
[初版発行]2004年9月25日
[感想等]
二十四時間のそれぞれの時間をタイトルにする短編集。
作者のその時間帯に関する過去の思い出や記憶が綴られているようで、
エッセイだと思われたが、もしかすると私小説に類する創作なのかもしれない。
各編の並び順は一日の時刻順でもないし、内容も時代の順番でないし、
同じ一日の出来事ではないので、何処からでも読めるし、
つながりを気にせずに読めるのはとても良い感じがした。
作者のその時の状況や気分が静かな語り口で綴られている読みやすい文体の上、
短篇なので、どれもさらりと読むことが出来た。
その中では、ペットに関する話で哀しさや温かみを感じた『十五時』と、
少し怖い不思議な経験の『零時』が心に残った。
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