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2008.03.30 (Sun)

『猫たちの冬』

[著者]ヴォルフガンク&ハイケ・ホールバイン
[訳者]たかおまゆみ
[出版社]ポプラ社
[初版発行]2008年2月5日

[感想等]
 今年は少し早く雪が降り始めた小さな町・クライルスフェルデン。
 異変は少年・ユスティンの祖母が階段から落ち、重傷を負い、
意識不明になったことから始まった。
 魔女と噂される祖母が可愛がっていた猫達と、
突然現れた謎の美少女・レギーと一緒に、ユスティンは
祖母の残した本から町の歴史や秘密を知り、剣を手にして、
邪悪な「闇」との戦いに挑んでいくミステリアス・ファンタジー。

 少年が町の歴史を学んだり、祖母や父、獣医などの尊敬できる
大人たちの助けを借りながらも、悪と戦おうとするストーリーが
少年の視点で語られるのだが、大人はその健気さに感動出来るし、
子供は少年の気分で楽しめるのではないだろうか。
 もちろん、登場する猫たちも魅力的で、猫好きな人には、
嬉しい話ではないだろうか。

 ただし、雪で閉ざされた町で、「悪」に知らず知らずに影響され、
悪に染まっていき、争い始める人々という設定はかなり怖い。
 今の世の中ももしかして、こういう力が汚染しているのでは
などと、思ったりしてしまいそうである。


猫たちの冬

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EDIT  |  17:40 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2008.03.29 (Sat)

『ザ・プレイ』

[著者]アリスン・ブレナン
[訳者]安藤由紀子
[出版社]集英社 集英社文庫
[初版発行]2007年9月25日

[感想等]
 元FBI捜査官の作家、ローワン・スミスは作品が次々にヒットし、
ハリウッドで映画化される程の流行作家である。
 アメリカ西海岸・マリブに仮住まいをしながら映画の脚本の執筆中の
彼女だったが、彼女の作品を模倣した殺人事件が発生してしまう。
 「犯人の狙いはローワン自身」と心配した映画プロデューサーが
ボディガードを付けてくれるのだが、自分は自分で守れる自信のあった彼女。
 だが、殺人者の凶行はとどまるところを知らず、忘れようとしていた
幼い日の事件まで掘り起こされるようになるのだった。
 そして、彼女の魅力に心奪われた元警官のボディガード・マイケルは
その兄であるもう1人のボディガード、元デルタ・フォースのジョンが
同じように彼女に興味を抱き、ローワンはジョンに惹かれていく。
 そして、作品を模倣した殺人事件が次々に起こり・・・。

 話の展開はまずまずスリルを感じさせて悪くはないのだが、
命を狙われる原因が、実は隠されていたローワンの過去にあり、
2人のボディーガードも過去の出来事に様々なトラウマを抱いていて、
事件を通じ、次第にロマンスが生まれ、犯人は残忍なサイコキラー
と、いかにもアメリカ的な設定の良く見かけるミステリという感じである。

 しかし、女主人公が、過去のトラウマがあるとはいえ怯え過ぎだし、
途中で私でも察しが付くような犯人を思いつかない点には、
本当に元FBI捜査官で、出したミステリがヒットする才能があるのか
と疑問に感じてしまい、魅力が感じられない。
 また、いくら人口が多く広いアメリカとはいえ、簡単に架空の小説と
同じような設定で同じ名前の人間がいるのを見つけ出せて、
殺せるものなのだろうかという点がかなり気になった。

 さらにいえば、そういうのが好きな人には楽しめるのかもしれないが、
ロマンスや官能的シーンにはがっかりした。
 本当にこれを含めた3部作が次々、ヒットしたというほどのサスペンス
作品なのかというのが、正直な感想である。


『ザ・プレイ』(amazon.co.jp)

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2008.03.25 (Tue)

『孤宿の人』(上・下)(BlogPet)

bookrackの「『孤宿の人』(上・下)」のまねしてかいてみるね

[著者]新人物往来社[初版発行]讃岐国、様々な視点でつまらない役回りに文字を持つよそ者で語られ、藩内の民を覚えるように思えず、心情が強かったようにも心地悪されてから、過去の生き方や陰謀が流刑さを覚えるような視点で、様々なの女引手・加賀殿が流刑されてからのは近代的な、2人の生き方や展開が起こり、過去の心境が感じ、様々な話の要人たちの上層部の事なかれ主義も怒りを寄せていた。
その屋敷で語られている設定が良く伝わってしまうようにしにくく感じた!
その屋敷で語られていたのが良く伝わってこないの思惑や、その他に幕府の行方や展開が流され、感情移入しないのだが強かった。
何よりも怒りを感じ、途中であった少女が流刑さを感じたのかなり悲しい生い立ちな態度も心地悪されたのだとの交流部分も、操ろうとするような登場人物の上層部の様々な自我の思惑が、上巻が、人々のだとしか思えず、泣ける話であったという悲しい過去の女引手・?
上下巻の心境が流刑さを持つよそ者で語られたという感想等]新人物往来社[初版発行]2005年月日[出版社]宮部みゆき[感想の上層部の上層部の女引手・!
さらに言えば、泣ける話でつまらない役回りに思え、操ろうとしか思えず、残念に感じ、怪異、その他にしにくく、次第に心を思い起こすようにも、人々として働くことに幕府のが判りにくく、かなりもどかしく、2人の思惑や陰謀が流されたした!

*このエントリは、ブログペットの「星影丸」が書きました。
EDIT  |  07:33 |  星影丸の投稿  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2008.03.23 (Sun)

『孤宿の人』(上・下)

[著者]宮部みゆき
[出版社]新人物往来社
[初版発行]2005年6月21日

[感想等]
 讃岐国、丸海藩に幕府の罪人・加賀殿が流刑されてきて幽閉される。
 その屋敷で下女として働くことになった少女・ほうは、江戸からの
金比羅参りの途中で、置き去りにされたという悲しい過去を持つよそ者
であった。
 加賀殿が流されてきてから、流行り病や、怪異、過去の様々な事件を
思い起こすような事件が起こり、藩内の様々な人物の思惑が渦巻く。
 そんな中、ほうは加賀殿に文字を習い、次第に心を寄せていくが・・・。

 上下巻のかなり長い話で、様々な人の様々な視点で語られ、
藩の上層部の思惑や陰謀が当初は隠されているし、
「弧宿の人」だろう「加賀殿」本人が、なかなか登場しないので、
上巻が終わる段階でも、話の行方や展開が判りにくく感じた。
 
 特に、ほうという少女が、かなり悲しい生い立ちなのだが、
自分は馬鹿だと思っている設定で、心情が良く伝わってこないのが
かなりもどかしく、感情移入しにくく、「加賀殿」との交流部分も
少な過ぎて、2人の心境が感じにくかった。
 何よりも、藩の要人たちの駆け引きも、くだらない勢力争いとしか
思えず、藩内の民を無知蒙昧な人々として、操ろうとするような、
見下したような態度も、人々の事なかれ主義も心地悪さを感じ、
泣ける話と聞いていたのだが、泣くよりも怒りを覚えるような話
という感想の方が強かった。

 さらに言えば、脇役の女引手・宇佐という女性の生き方や設定が、
江戸時代にしては近代的な自我のある女性に思え、興味を感じたのに、
途中でつまらない役回りになってしまったのはガッカリしたし、
その他にも、魅力的な登場人物があっさり死んでしまったり、
変節してしまうようになる展開がもったいなく、残念に感じた。


孤宿の人(上)孤宿の人(下)

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2008.03.22 (Sat)

『名探偵の奇跡 最新ベスト・ミステリー』

[編者]日本推理作家協会
[著者]赤川次郎 芦辺拓 有栖川有栖 泡坂妻夫 大沢在昌 北森鴻 
   坂木司 柄刀一 西澤保彦 法月綸太郎 柳広司 横山秀夫
[出版社]講談社 講談社ノベルス
[初版発行]2007年9月25日

[感想等]
 12人の作家による「名探偵」の登場する短編ミステリ集。
 収録作品は『地獄へご案内』(赤川次郎)、『裁判員法廷二〇〇九』(芦辺拓)、
『あるいは四風荘殺人事件』(有栖川有栖)、『願かけて』(泡坂妻夫)、
『雷鳴』(大沢在昌)、『棄神祭』(北森鴻)、『先生と僕』(坂木司)、
『デューラーの瞳』(柄刀一)、『変奏曲<白い密室>』(西澤保彦)、
『四色問題』(法月綸太郎)、『カランポーの悪魔』(柳広司)、
『永遠の時効』(横山秀夫)。

 各々の作家の愛好者にはおなじみのキャラクターが登場する作品が多いが、
「名探偵」といっても警官だったり、弁護士だったりと色々であるし、
扱っている題材も登場する事件もバラエティに富んでいるので、
各作家の「名探偵」ファンでなくても、楽しめそうな作品集になっている。

 個人的には、お馴染みの名探偵・火村英生教授が、亡くなった推理作家の
未完推理小説の犯人を推理する『あるいは四風荘殺人事件』(有栖川有栖)が
なかなか面白かったし、陪審員に選ばれた一般人が参加した殺人事件の裁判でに
弁護士と判事のやりとりから事件の真相に迫る『裁判員法廷二〇〇九』(芦辺拓)
や、『シートン動物記』のシートンが探偵役を務めた昔話を語るという趣向の
『カランポーの悪魔』(柳広司)などが、目新しくて、楽しめた。


名探偵の奇跡 最新ベスト・ミステリー


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2008.03.18 (Tue)

それで試合した(BlogPet)

きょう星影丸が作家は更衣したかもー。
それでnapの中心を絶筆したかったみたい。
でも、きょう星影丸が出版した?
だけど、理解する?
それで試合した?

*このエントリは、ブログペットの「星影丸」が書きました。
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2008.03.16 (Sun)

『闇の左大臣 石上朝巨麻呂(いそのかみのあそんまろ)』

[著者]黒岩重吾
[出版社]集英社 集英社文庫
[初版発行]2006年11月25日

[感想等]
 和銅元年(西暦708年)に正二位左大臣という臣下の最高位にまで
上りつめた石上朝巨麻呂の生涯を描いた作品。著者の絶筆である。

 私は浅学でよく知らなかったが、石上朝巨麻呂は、実は、
蘇我氏に敗れた物部氏の出身で、物部連麻呂(もののべのむらじまろ)
の名で、天智天皇家に最下級役人として仕えていた人物である。
 そして、壬申の乱の際には、大友皇子の武術指南役として、
大友皇子の最後を見届けて、その首を天武天皇に差し出し、
天武天皇に仕えるようになったため、裏切り者と思われていたらしい。
 そんな彼が石上氏という形で物部氏の系統を復興していき、
最高位まで上り詰めていったいきさつを、石上朝巨麻呂の視点で
描いている点がとても面白く、歴史上の事件なども興味深く、
読み応えのある作品であった。

 特に、石上朝巨麻呂が権力者たちに媚びて出世していくのではなく、
その悩みなどを慮ったり、部下の奴婢たちなどへの心遣いなどで、
裏切り者から信頼されていく存在になっていったことなどは、
学ぶべき点も多いように感じたし、単なる出世主義者ではなく、
苦境を味わったりした末に光が当たっていく様子などが、
好感を抱けるキャラクターになっている点が良かったと思った。


闇の左大臣 石上朝巨麻呂


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2008.03.15 (Sat)

『災いの古書』

[著者]ジョン・ダニング
[訳者]横山啓明
[出版社]早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫
[初版発行]2007年7月25日

[感想等]
 恋人エリンの頼みで、エリンの元恋人の蔵書家・ロバートが
射殺した事件を調べることになった古書店主クリフ。
 容疑者は被害者の妻・ローラで、彼女はエリンの親友だったが、
ロバートとのことで、2人は仲違いしたままだったが、
犯行を自供した彼女はエリンに弁護を依頼したのだった。
 クリフが調査していくうちに、怪しげな古本業の3人組の存在や、
ローラの複雑な家庭環境など、様々な事実が明らかになってくる。

 前作『失われし書庫』に登場した恋人エリンの過去が関わる物語だが、
前作を読んでいなくても、おそらく楽しめる作品であろう。
 サイン本に関する古本業界の裏幕や自閉症サヴァンという病気で
絵画に関する特殊能力を持つ少年の存在など、変わった要素が絡んだ、
妻による夫の殺人事件の真相解明のハードボイルドなミステリである。

 主人公やその恋人はもちろんだが、被害者や容疑者の人物像、
田舎町の老弁護士や、無能で権力をかさに着る保安官、
怪しい3人組、被害者の養子のサヴァン症の少年など、
多くの登場人物たちがとても良く描かれていて面白いし、
最後の思いがけない結末も良く出来ていると思った。

 ただし、古本は絡んでいるものの、主人公が元警官らしさを
発揮しすぎていて、無茶をしすぎるのが、少々、気になった。


災いの古書


<My Blog関連記事>『失われし書庫』

  

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2008.03.11 (Tue)

星影(BlogPet)

きょう星影丸は、生活するつもりだった?
それできのう、☆kakiの乳酪っぽい理解しないです。

*このエントリは、ブログペットの「星影丸」が書きました。
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2008.03.09 (Sun)

『ヨハネの首』

[著者]佐伯泰英
[出版社]徳間書店 徳間文庫
[初版発行]2006年2月15日

[感想等]
 天安門事件で行方不明となった老舞踏家・粟津麗子(あわつれいこ)。
麗子の家が家捜しされ、弟子の頼子が殺される事件が起き、
もう1人の弟子・秋山美登利(あきやまみどり)は遺品を整理していて、
ヨハネの首の形のルネ・ラリックのカーマスコットを見つける。
 それは、黄金で造られた名車、イスパノ・スイザ―の部品らしい。
 美登利は恋人のフリーのドキュメンタリーディレクターの石河靖司
(いしこやすじ)と麗子の過去や秘宝について知るため、
麗子への手紙を送った4人の男たちに会う旅に出る。
 待ち受ける様々な陰謀や出会いの果てに、見つけたものは・・・。

 1920年代の上海における知られていない麗子の過去や、
様々な国の様々な利害関係から、スパイなどの暗躍する歴史的な出来事、
麗子の残した日記や手紙などを元に黄金の車の謎を追う美登利たちの
バルセロナ、パリ、香港、上海と世界を巡る旅と中国の民主化運動と
とにかく盛り沢山で、スケールの大きな話である。

 特に、美登利や靖司による麗子の元恋人達との出会いの旅が面白く、
麗子の知らなかった過去や1920年代の上海の出来事が明らかになり、
黄金の車の発見へ繋がっていく展開がスリリングで飽きさせないし、
最後の意外な結末まで一気に読んでしまい、楽しめた。


ヨハネの首

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2008.03.08 (Sat)

『1950年のバックトス』

[著者]北村薫
[出版社]新潮社
[初版発行]2005年1月10日

[感想等]
 ぞっとするホラー話、ノスタルジックな話、心温まる話、可笑しい話など、
様々な人生の時間を彩るような、23の短編を収録した作品。

 23の短編中には好みに合わなかったり、いまひとつと感じる作品もあったが、
1人の著者の作品集なのに、様々な味わいを楽しめる点が何よりも良かった。

 特に、表題作『1950年のバックトス』は少年野球の試合に出る息子を見守る母親が、
試合を見に来た義母の秘められた過去を知る話で、老女の意外な青春話の面白さと
ラストの出来事に涙しそうになり、一番心に残った作品である。

 また、子供の頃の気分をたった一人で味わうことが出来るテーマパーク的空間
を作り出すという『昔町』の設定の面白さや昔懐かしい雰囲気も良かったし、
万華鏡愛好家の女性が作家を訪ねてくるという著者の楽屋裏的な物話が、
意外な展開を見せ、不可思議な話になる『万華鏡』も面白かったし、
駄洒落が口癖の女主人公と息子や夫や周囲の人々との日常を描いた『洒落小町』も、
ほのぼのとしていて楽しめたし、ホラーの『百物語』『包丁』のような作品には
充分にぞっとさせられた。


1950年のバックトス

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2008.03.04 (Tue)

真相解明は追求した(BlogPet) (BlogPet)

bookrackの「 真相解明は追求した(BlogPet) 」のまねしてかいてみるね

きのう、真相解明は追求した。

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2008.03.03 (Mon)

真相解明は追求した(BlogPet)

きのう、真相解明は追求した?

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EDIT  |  23:08 |  星影丸の投稿  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2008.03.02 (Sun)

『QED~flumen~ 九段坂の春』

[著者]高田崇史
[出版社]講談社 講談社ノベルス
[初版発行]2007年8月6日

[感想等]
 QEDシリーズの第14作目。
 シリーズ登場人物達各々の過去の出来事を描いた番外編的な連作短編集。
『九段坂の春』『北鎌倉の夏』『浅草寺の秋』『那智瀧の冬』の4編を収録。

 表題作『九段坂の春』は中学生の桑原崇の女教師・五十嵐弥生への思いと、
桜の季節に死んだ男の事件を、祟の視点と祟のクラスメート・鴨志田翔一の
視点で描く作品である。
 男の死は疑問符が残ったままになるし、歴史的な解釈は額田王の歌の解釈や
三島由紀夫の『豊饒の海』の解釈などで、あまり目を見張るような内容ではない。
 また、祟の視点だけで語られる話であって欲しかったような気もする。
 が、祟の中学時代を知ることが出来る点やQEDシリーズへの伏線的設定など、
QEDシリーズのファンにはあれこれ楽しめる内容になっているだろう。

 他の作品も棚旗奈々や小松崎良平、御名形史紋を主人公とした初恋物語で、
彼ら全員に何らかの形で関わる五十嵐弥生という女性とその周囲で起こる
殺人や怪事件を描いている点などにより、繋がった作品にもなっている。
 彼らの初恋や未来を予見するような点が描かれているのも面白いのだが、
やはり、歴史の謎解きや起こる事件の解決や面白さはいまひとつである。

 今回登場した五十嵐弥生は今後のシリーズに登場してくるのだろうか?
 その点を1番の謎として残し、ちょっと後戻りした作品という感じだろうか。

 なお、タイトルの「flumen(フルーメン)」とは「炎」という意味らしい。


QED~flumen~ 九段坂の春


<My Blog関連記事>『QED 河童伝説』


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2008.03.01 (Sat)

『インシテミル THE INCITE MILL』

[著者]米澤穂信
[出版社]文藝春秋
[初版発行]2007年8月30日

[感想等]
 コンビニで雑誌を立ち読みしていたビンボー大学生・結城理久彦は
見知らぬお嬢様風の女性にアルバイト情報誌について質問される。
 そこに載っていた時給11万2000円也の怪しげな実験モニターに
心ひかれた理久彦は応募し、その女性・須和名祥子と再会する。
 彼らを含めた12人の被験者たちのやるアルバイトとは、
豪華な館「暗鬼館」に7日間閉じ込められてその生活を観察されると
いう奇妙なものだった。
 が、各人の部屋は鍵がかけられなくて、ミステリ小説になぞらえた
凶器がひとつずつ置いてあって、殺人を犯したらボーナス、
殺人事件の犯人を当てたらボーナスなどいう、ルールが説明され・・・。

 閉鎖された館で、奇妙なルールを課せられた殺人ゲームが
行われていくという、前にも別の作品で読んだことがあるような、
いかにもミステリ的な舞台設定で展開される物語が、
主として、理久彦の思考や行動を中心に綴られる作品である。
 しかし、各人がどんな凶器を持っているかを明らかにせず、
次第に明らかになっていく仕組みもなかなか面白いし、
登場人物がそれぞれ類型的人物なようで、そうではなく、
能天気そうな理久彦でさえ、実は意外なことを隠していたなど、
色々、細かい点で凝っている作品であった。

 ただし、凝ったルールや「十戒」などを読むのが面倒だし、
話を複雑にしている反面、判りにくい点が多いように感じた。

 何よりも、須和名祥子の絡む後日談的なラストは今ひとつな感じだし、
ゲームの被害者の遺族や加害者の将来がどうなるのか気になってしまい、
後味も爽快ではないのが残念である。


インシテミル

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