2008.04.13 (Sun)
『シャーロック・ホームズ メアリ女王の個人秘書殺人事件』
[著者]ケイレブ・カー
[訳者]山川美千枝
[出版社]学習研究社
[初版発行]2006年12月12日
[感想等]
1566年、スコットランドのホリルードハウス宮殿で殺された
メアリ女王の個人秘書・ダヴィッド・リッツィオ。
彼は女王の目前で、全身を何十か所も刺されて惨殺されたのだが、
その死をなぞらえるように、300年後、エリザベス女王滞在中の
同じ宮殿で2人の男が全身に傷を負った死体となって発見された。
マイクロフトから依頼を受け、ホームズはワトソンと共に、
殺人事件の調査に向かう。
著者は米国シャーロキアン団体BSI(Baker Street Irregulars)
会員でコナン・ドイル著作権団体のアメリカ代表を務める方だそうで、
正統派のホームズ・パスティーシュという触れ込みの作品である。
私はホームズが歴史的な事件の謎解きをするミステリを
期待していたのだが、その点は期待ハズレだった。
幽霊が殺人を犯すはずが無いと判っている現代の読者には、
結末も犯人も容易に推測出来てしまう点も物足りない。
が、幽霊による復讐殺人と噂されるような出来事の真実を暴く、
ホームズとワトソンの捜査や活躍ぶりはドイルのホームズ物語
の一編だと言われても、違和感の無さそうな物語展開や設定で、
上手く描かれているように感じられた。
また、マイクロフトの仕事ぶりや立場をシャーロキアンらしく、
解釈して描いている点なども、興味深く感じられ、楽しめた。

[訳者]山川美千枝
[出版社]学習研究社
[初版発行]2006年12月12日
[感想等]
1566年、スコットランドのホリルードハウス宮殿で殺された
メアリ女王の個人秘書・ダヴィッド・リッツィオ。
彼は女王の目前で、全身を何十か所も刺されて惨殺されたのだが、
その死をなぞらえるように、300年後、エリザベス女王滞在中の
同じ宮殿で2人の男が全身に傷を負った死体となって発見された。
マイクロフトから依頼を受け、ホームズはワトソンと共に、
殺人事件の調査に向かう。
著者は米国シャーロキアン団体BSI(Baker Street Irregulars)
会員でコナン・ドイル著作権団体のアメリカ代表を務める方だそうで、
正統派のホームズ・パスティーシュという触れ込みの作品である。
私はホームズが歴史的な事件の謎解きをするミステリを
期待していたのだが、その点は期待ハズレだった。
幽霊が殺人を犯すはずが無いと判っている現代の読者には、
結末も犯人も容易に推測出来てしまう点も物足りない。
が、幽霊による復讐殺人と噂されるような出来事の真実を暴く、
ホームズとワトソンの捜査や活躍ぶりはドイルのホームズ物語
の一編だと言われても、違和感の無さそうな物語展開や設定で、
上手く描かれているように感じられた。
また、マイクロフトの仕事ぶりや立場をシャーロキアンらしく、
解釈して描いている点なども、興味深く感じられ、楽しめた。

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ シャーロック・ホームズ
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