2008.04.26 (Sat)
『京都祇園迷宮事件』
[著者]海月ルイ
[出版社]徳間書店 トクマ・ノベルズ
[初版発行]2005年1月10日
[感想等]
東京からやってきて、京都・祇園のお茶屋「北尾」に住み込んでいる、
フリーライター・夏目潤子は祇園の記事を書きながら、祇園特有のしきたりに
驚いたり、戸惑う日々を送っている。
ある日、「北尾」仕込みの見習い舞妓・美代鶴と潤子は
お座敷に向かおうする途中で、全身を刺されて死んでいる男を発見する。
その男は前夜「北尾」の座敷で騒いでいた客の1人で、AVビデオ製作
会社の社長・下村だと判る。
事件を調べ始めた潤子は彼と一緒だった男達が次々と殺され、
死体となって発見されていく事件に遭遇することに・・・・。
事件の背景などかなり酷い話で、犯人や協力者に同情は覚える。
が、京都の祇園という特殊な世界での犯行方法や犯行の隠匿などが、
まるでミステリドラマ風な非現実的な感を抱かせるストーリーであり、
犯人も共犯者も途中で察しが付いてしまった。
また、ラストも余韻はあるが、いまひとつ、解決した感じが薄い。
けれども、祇園のしきたりや舞妓になる少女や舞妓を支える人々の
描き方が良く、祇園の外の人間の潤子の視点で説明されるので、
あまり知らない私でも、祇園の事情が判りやすいし、
祇園の特殊な雰囲気を感じることが出来た点は、面白く感じられた。

[出版社]徳間書店 トクマ・ノベルズ
[初版発行]2005年1月10日
[感想等]
東京からやってきて、京都・祇園のお茶屋「北尾」に住み込んでいる、
フリーライター・夏目潤子は祇園の記事を書きながら、祇園特有のしきたりに
驚いたり、戸惑う日々を送っている。
ある日、「北尾」仕込みの見習い舞妓・美代鶴と潤子は
お座敷に向かおうする途中で、全身を刺されて死んでいる男を発見する。
その男は前夜「北尾」の座敷で騒いでいた客の1人で、AVビデオ製作
会社の社長・下村だと判る。
事件を調べ始めた潤子は彼と一緒だった男達が次々と殺され、
死体となって発見されていく事件に遭遇することに・・・・。
事件の背景などかなり酷い話で、犯人や協力者に同情は覚える。
が、京都の祇園という特殊な世界での犯行方法や犯行の隠匿などが、
まるでミステリドラマ風な非現実的な感を抱かせるストーリーであり、
犯人も共犯者も途中で察しが付いてしまった。
また、ラストも余韻はあるが、いまひとつ、解決した感じが薄い。
けれども、祇園のしきたりや舞妓になる少女や舞妓を支える人々の
描き方が良く、祇園の外の人間の潤子の視点で説明されるので、
あまり知らない私でも、祇園の事情が判りやすいし、
祇園の特殊な雰囲気を感じることが出来た点は、面白く感じられた。
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