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2005.11.26 (Sat)

『未来(あした)のおもいで』

[著者]梶尾真治
[出版社] 光文社 光文社文庫
[初版発行]2004年10月20日

[感想等]
 熊本県の白鳥山(しらとりやま)で雨宿りのため洞の中に入った、
滝水浩一(たきみずこういち)は美しい女性・藤枝沙穂流(ふじえださほる)
に出会い、心惹かれる。
 彼女の落とした手帳を届けに、手帳の住所を尋ねた浩一は
彼女が自分と違う時代の人間だと知る。

山という超自然的な雰囲気のある場所での
時空を超えた出会いが、その後も洞に埋めた箱の中の
手紙を通じての交流によって、愛が育っていくというストーリーは
非常に微笑ましいものがあって良かったが、
未来を改変するために起こる影響の問題など、
ちょっと都合良過ぎて気にならなくも無い。
 また、私には結末も途中から察しられてしまって、
感動を少々損ねてしまったように感じられ、残念に思った。


未来(あした)のおもいで


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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★はじめまして

こんにちは、ケントといいます。仰るとおり途中から結末が見え見えでしたね。韓国映画の『イルマーレ』とも似ています。でも爽やかな感じで、いい作品だと思いました。
ケント |  2006年04月09日(日) 10:55 | URL 【コメント編集】

★コメントありがとうございます。

ケントさん、はじめまして。
コメントをありがとうございます。
ハッピーエンドにするにはああいう結末しかないから、
判ってしまうのも仕方ないですし、
ホッとできて、悪くは無いと思いました。
bookrack |  2006年04月09日(日) 15:28 | URL 【コメント編集】

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