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2005.03.30 (Wed)

『片想い』

[著者]東野圭吾
[出版社]文藝春秋 文春文庫
[初版発行]2004年8月10日

[感想等]
 大学時代のアメリカンフットボールの仲間達との集会の帰り、
主人公・哲朗は、来なかった女子マネージャーの美月を見かけ、
10年ぶりに出会った彼女は男の姿で、人を殺したと告白するという
驚くような幕開けから話が始まる。

 哲朗が彼女の親友である理沙子と結婚していて、
妻と共に自首しようとする彼女を匿うことを決め、
事件に関わることで、殺人事件の真相だけでなく、
美月や妻の理沙子をはじめとする仲間達の過去と現在の
思い・真実までも知ることになる話の展開はとても良かった。

 また、性同一性障害だけでなく、男女の差別や意識の差などの
取り扱いの難しい問題への言及などもされていることが興味深かった。
 心を許し判りあっていたつもりでいても、人間同士には
自分にも相手にも知らない・知らせていないことがあり、
理解できないこともあるということがとても哀しいと感じたが、
主人公が知らなかった真実に気付いたことで変化していく方向は
善い方向であり、救いがあるような気がした。


片想い

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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