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2006.01.15 (Sun)

『39 刑法第三十九条』 

[著者]永井泰宇
[出版社]角川書店 角川エンタテインメント
[初版発行]平成11年4月25日

[感想等]
 猟奇的な夫婦殺人事件の犯人・柴田真樹(しばたまさき)は、
精神鑑定で多重人格と判定され、
犯行時における刑事責任能力が無かったとされようとしていた。
 が、鑑定士助手を務めていた、小川香深(おがわかふか)が
それに異議を唱え、犯人の意外な過去から、正気を証明する。
 
 映画化された作品とのことだが、妻の殺害状況など、
映画で見なくて良かったと思うような残酷な殺人事件の描写や、
犯人の生い立ちなど、悲惨な事件を扱った作品であった。
 多重人格者の殺人と思われた段階で充分驚いたのだが、
それが覆す犯人の正体と事件の真相には唖然とし、
本当にこのようなことが可能かという点に疑問は残るものの、
とても興味深い作品であった。

 なお、タイトルにもなっている刑法第三十九条は
「心神喪失者の行為はこれを罰せず。心神耗弱者の行為は其の刑を減軽す。」
となっていて、最近、色々論議を呼んでいる条文である。
 この作品においては、犯人が病気を詐称しているなどの点に
刑法第三十九条の問題性を指摘しているようなのだが、
それよりも、犯人の正体の意外さの方へ興味をそそられてしまう点が
少々残念な気もした。


39 刑法第三十九条

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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星影丸は、角川書店は殺害するつもりだった?
なお小川に角川が出版しなかったよ。
BlogPetの星影丸 |  2006年01月15日(日) 13:29 | URL 【コメント編集】

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