07月≪ 2017年08月 ≫09月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2006.01.28 (Sat)

『19(ジューク)ボックス 新みすてり創世記』

[著者]清涼院流水
[出版社]講談社 講談社ノベルス
[初版発行]1997年7月5日

[感想等]
 読む順番によってストーリー展開が変る四つの中篇の物語、
『カウントダウン50』、『華(はな)のある詩(うた)~モナミ』、
『木村間の犯罪×Ⅱ(ダブル)』、『切腹探偵幻の事件』、
を読むことで隠された長編物語が現れるという仕掛けが有る作品。

 読む順番に関しては、26通り楽しめるらしいのだが、
私の場合は1度、作品順に読んでみてから、
2回目は巻末付録のゲームの結果で示唆された読み方に基づいて、
すっきりしない後味の残った作品は、特にじっくり読みなおし、
順序を変えて2回読むことを試してみた。
 が、残念ながら、私の好みとは合わなかったようで、
結局、私には、全体の隠された物語とやらも曖昧なままで、
マルチエンディングという方式も楽しめず、
消化不良のようなものを感じただけで、終わってしまった。

 なお、収録されている個々の作品に関しては、
持ち時間が減る不幸のメモをめぐる『カウントダウン50』や
4人に分裂してしまった人間の殺人を描いた『木村間の犯罪×Ⅱ』は
設定が空想的でブラックな味わいで、まあまあ楽しめた。
 男女の電話に謎の人物が割りこむ『華のある詩~モナミ』や
2人の男達と1人の女性の2つの視点からなる『切腹探偵幻の事件』は
凝った文章での言葉遊びという感じがしただけで、
すっきりせず、ミステリとしては面白く思えなかった。


19ボックス 新みすてり創世記

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

EDIT  |  11:15 |  いまひとつだと思った本(☆2つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。