09月≪ 2017年10月 ≫11月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2006.01.29 (Sun)

『吾輩はシャーロック・ホームズである』

[著者]柳広司
[出版社]小学館 小学館ミステリー21
[初版発行]2005年12月10日

[感想等]
 ベーカー街221Bのワトソン医師の所へやってきたのは
自分がシャーロック・ホームズだと思っている夏目漱石で、
彼らが倫敦塔の怪事件や降霊会での殺人に巻きこまれるという、
コナン・ドイルのホームズ物のパスティーシュ作品。
 
 ロンドン留学中の夏目漱石とホームズが出会う作品としては、
以前、山田風太郎の『黄色い下宿人』を読んだことがあり、
とても良い発想だと思い、楽しんだ記憶があるが、
この作品は、夏目漱石がイギリスで精神的に病んだ事実から、
自分がシャーロック・ホームズだと思ってしまうという発想や
漱石がホームズ顔負けの推理などを披露したりする展開や、
コナン・ドイルの作品同様にワトソンの視点で書かれている点などが、
なかなか良く出来ていると感じた。 
 コナン・ドイルのホームズ物の世界を味わいながら、
倫敦塔などの地理的・時代的な雰囲気を知り、
漱石の恋愛やユーモラスな行動等を楽しめる上に、
降霊会のからくりの暴露があったり等と、
盛り沢山な内容で、楽しめる作品であった。

 ただし、ホームズが海外に居るという設定になっているので、
ホームズの行動や推理を楽しめない点と、
ワトソンの夢を描いた部分が不可解な点は残念である。


吾輩はシャーロック・ホームズである

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

EDIT  |  15:27 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(1)  | CM(2) | Top↑

★こんにちは♪

ホント、盛り沢山な内容で楽しめました\(^▽^)/
夏目漱石がまさか、こんな風に描かれるとは!
柳さんの作品は初めて読んだんですが、他のも読んでみたいって思いました。
かずは |  2006年06月23日(金) 23:20 | URL 【コメント編集】

★コメントをありがとうございました。

かずはさん、はじめまして。
ホームズの活躍が少ないのが残念だけど、
夏目漱石の人物設定が面白かったので、
充分に楽しめる作品でしたね。
bookrack |  2006年06月24日(土) 13:56 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

★「吾輩はシャーロック・ホームズである」柳広司

とりあえず、ホームズファンと「吾輩は主婦である」ファンは読むべし!夏目漱石ファンは読まなくてもよし!(笑)未定の予定~ラビ的非日常生活~←こちらで感想を読んで、うおお!読みたい!☆(≧▽≦)☆と盛り上がったので、早速読んでみました。ロンドン留学中の夏目..
2006/06/23(金) 23:30:50 | 読書とジャンプ
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。