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2006.02.05 (Sun)

『バルーン・タウンの手品師』

[著者]松尾由美
[出版社]文藝春秋
[初版発行]2000年10月10日

[感想等]
 人工子宮での出産が普通になった近未来で
あえて母体での出産を望む女性達だけが住む街、
東京の第七特別区(通称「バルーン・タウン」)で
起こる事件を妊婦探偵・暮林美央(くればやしみお)が
解いていくという表題作『バルーン・タウンの手品師』など
全4篇の短編小説集。 『バルーン・タウンの殺人』の続編。

 『バルーン・タウンの殺人』の最終話で出産し、
元妊婦探偵となったはずの暮林美央が再び妊娠したり、
美央の「ワトソン」役・有明夏乃(ありあけなつの)が出産したりと
変化はあったものの、名作ミステリのパロディ部分を含んだ、
妊婦達の街「バルーン・タウン」ならではの事件やトリックが
繰り広げられるのが楽しかった。
 特に、美央が何故、未婚のままで居て、再び出産のために
「バルーン・タウン」に戻って来たのか?という謎が解け、
美央が探っていた「バルーン・タウン」の秘密が判る、
最終話『埴原(はにばる)博士の異常な愛情』が面白かったと思う。

 新しい登場人物達、新聞記者・友永さゆりや、
推理作家・須任真弓(すとうまゆみ)などの独身女性が増え、
妊婦の事情や出産などに関する事柄は前と同様に説明されているので、
妊娠経験の無い私のような読者や男性にとっては
妊娠経験の有無による感覚や常識の差を感じたりすることも出来、
驚いたり可笑しく思えたりして、楽しめるのではないかと思う。


バルーン・タウンの手品師


<My Blog関連記事>『バルーン・タウンの殺人』

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