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2006.02.08 (Wed)

『バルーン・タウンの手毬唄』

[著者]松尾由美
[出版社]文藝春秋
[初版発行]2002年9月15日

[感想等]
 人工子宮での出産が普通になった近未来で
あえて母体での出産を望む女性達だけが住む街、
東京の第七特別区(通称「バルーン・タウン」)で
起こる事件を妊婦探偵・暮林美央(くればやしみお)が
解いていくという表題作『バルーン・タウンの手毬唄』など、
全4篇の短編小説集。
 『バルーン・タウンの殺人』、『バルーン・タウンの手品師』の続編。

 本作で3冊目になるが、前の2冊同様に、妊婦達が関わる、
名作ミステリのパロディっぽい、可笑しく奇妙な事件が楽しめた。
 特に、睡眠薬で眠らされた妊婦が母子手帳を盗まれ、
「バルーン・タウン」でかつて流行った手毬唄になぞらえられる事件が続く
表題作『バルーン・タウンの手毬唄』は、
美央が、新聞記者・友永さゆりに「ワトソン」役・有明夏乃らも知らない
「バルーン・タウン」での事件を語るという回想形式の作品という点が
目新しく、良かったと思う。

 その他では、美央の男性担当編集者の木下が障害事件の容疑者になり、
「バルーン・タウン」に居たアリバイを証明する羽目になる、
『幻の妊婦』も、タウン内での事件の解明ではない点が、
少し趣が違っていて、面白く感じられた。


バルーン・タウンの手毬唄


<My Blog関連記事>『バルーン・タウンの手品師』

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