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2006.03.05 (Sun)

『QED 鬼の城伝説』

[著者]高田崇史
[出版社]講談社 講談社ノベルス
[初版発行]2005年1月10日

[感想等]
 QEDシリーズの第9作目。
 岡山・吉備津神社の「鳴釜神事(なるかましんじ)」とは逆に
音が鳴ると凶で当主が死ぬと言う言い伝えのある釜を持つ、
総社(そうじゃ)市の鬼野辺(きのべ)家の釜が鳴り、
長男・健爾(けんじ)の生首が土蔵で発見されるという事件が起こっていた。
 その事件を取材する予定だった小松崎、棚旗奈々と妹・沙織は、
健爾の婚約者・妙見明日香の兄が殺害されたため、また事件に巻きこまれ、
遅れて来た桑原祟が事件の謎と桃太郎伝説の騙りを解く。

 このシリーズは実際の犯罪と歴史上の事柄を解明する面白さにあり、
私は歴史の部分の謎解きを特に楽しみにしている。
 しかし、充分にインパクトのある説だとは思うのだが、
残念ながら、今回の鬼神温羅(うら)や桃太郎伝説の解明の方は、
以前目にしたことがある説だったせいで、私にはあまり驚きが無かった。
 一方の実際の事件は、土蔵の密室殺人の謎解きに興味は持てたのだが、
密室の仕組みが判り難く思え、犯人の殺人や死体の首を切った動機が
釈然としない感じがし、あまり面白く感じられなかったのが残念である。

 何よりも、祟がなかなか登場せず、最後の方で現れたのには不満が残った。
 ただ、その分、歴史などの説明を祟ではなく沙織や地元の女性達がする点は
目新しく感じられたし、奈々がかなり祟を意識しているのが判り、
今後の2人の仲の進展に期待を持たせたという点は、良かったのかもしれない。


QED 鬼の城伝説


<My Blog関連記事>『QED~ventus~ 鎌倉の闇』

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

EDIT  |  18:52 |  まあ面白いと思った本(☆3つ)  | TB(0)  | CM(4) | Top↑

★おじゃまします

 たまたまですが僕も先月この本を読みました。のっけから猟奇的事件でインパクトはありましたが、やはりというか抜け穴があって共鳴現象を起こしていましたね。

 次は「六歌仙」を読むつもりです。。
いっしー |  2006年03月11日(土) 22:14 | URL 【コメント編集】

★ありがとうございます

いっしーさん、コメントありがとうございます!
首を切り落とすというちょっと残酷な事件でしたね。
動機に関して、そんなことで?と思わせられたのが気になリましたが・・・。
いっしーさんは、次は『六歌仙』ですか?
私は『熊野の残照』を読む予定にしています。

bookrack |  2006年03月12日(日) 15:55 | URL 【コメント編集】

★六歌仙。。

新しく借りてきました^^ 六歌仙に七福神とは優雅に見えておどろおどろしい伝承ですね。100Pぐらい読んだのですが病み付きになりそうです。。

ところで春らしくなってきましたね。まだ寒いし、風は強いですけど。。bookrackさんの近所はどうですか?
いっしー |  2006年03月19日(日) 13:07 | URL 【コメント編集】

★暖かくなってきましたね

いっしーさん、いつもコメントをありがとうございます。

私の地方は、先週、急に寒さが戻って風邪をひきそうな位でしたが、
今日はお天気が良く、穏やかな春の初めという感じがです。
暑さ寒さも彼岸までと言いますし、
桜の開花予想も今年は早めらしいですね。

ところで、いっしーさん、すっかり、『QED』にはまってる感じですね。
私は第3弾、『QED ベイカー街の問題』を
読み直しています、
実はこれを読んで『QED』にはまったのですが、
今日、UPした通り、第10弾がちょっと不満だったもので・・・。
bookrack |  2006年03月21日(火) 16:53 | URL 【コメント編集】

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