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2006.05.03 (Wed)

『天に還る舟』

[著者]島田荘司・小島 正樹
[出版社]南雲堂 SSKノベルズ
[初版発行]2005年7月1日

[感想等]
 昭和58年12月。
休暇で妻と埼玉県秩父市の妻の実家を訪れていた
警視庁捜査一課刑事・中村は、地元警察が自殺と判断していた
元・町会議員・藤堂の死を不審に思う。
 続けて発見された焼死死体・陣内が藤堂の戦友慰霊会に所属し、
藤堂の死との関連や2人とも他殺ではないかと思われた矢先、
また同じ慰霊会の会員が不審死を遂げる。

 秩父鉄道の鉄橋を使った殺人方法をはじめ、
死体を焼く時限的な仕組みや義足によるアリバイ工作などの
数々のトリックは面白かった。
 が、秩父の民話や漢詩などを暗示した殺人や復讐というのは、
今更という感じがしないでもなかったし、
何より、死体と殺害方法、戦争中の非道な行為の描写が生々しく、
あまり気持ちが良くなかったのが残念である。
 また、戦争中の事件が彼らの死に関わっていることや、
その残虐な殺人方法から非道な事件の復讐であることが
早々とわかってしまう点も後への興味を殺ぐし、
警視庁の刑事が、休暇中に地元署の捜査に介入する点も
ちょっと気になった。


天に還る舟

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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