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2005.10.08 (Sat)

『六月六日生まれの天使』

[著者]愛川晶
[出版社]文藝春秋 本格ミステリ・マスターズ
[初版発行]2005年5月30日

[感想等]
 目覚めた「わたし」は「彼」と一緒にベットに居た。
が、自分に関して、彼に関しての記憶が無くなっていた。
 彼の態度に奇妙なものを感じながら、彼から彼の名前「関谷冬樹」や
自分の名前「辻好江」を聞き出したものの、自分の名に違和感を持つ。
 また、浴室で殺人死体を見たような記憶が付きまとうし、
12月なのに、部屋の中は夏のように装おうとした痕跡があり、
何かの企みに自分は荷担しているらしいことを知る。
 彼には「前向性健忘」という15分位しか記憶を保てない障害があり、
自分が「解離障害」という心因性の健忘症だと判り、
失われた記憶の謎の企みや殺人事件に関して、
彼との関係や自分の正体について次第に思い出していくことになる。

 「前向性健忘」の知識が無かったせいで冬樹の態度が不気味に思えたし、
暴力団や風俗業の絡んだ話で、怪しげなストーリーになっている。
 また、「わたし」が記憶を失ってしまっている点や、
「わたし」の遭遇している出来事が順番に記述されていないし、
時々はさまれる冬樹の記憶の回想録で展開が混乱しているせいで、
話の辻妻が合わない点等を読み逃してしまい、
なかなか「わたし」や「辻好江」の正体や、真相が見えてこなくて、
最後まで読み応えがあった。
 ただし、最後のエピローグは私にはあまり後味が良くなかった。


六月六日生まれの天使

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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