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2005.10.02 (Sun)

『ドクターM殺人事件』

[著者]吉村達也
[出版社]実業之日本社 ジョイ・ノベルス
[初版発行]2005年4月25日

[感想等]
 5人のMのイニシャルを持つ男達が、総理の名で送られてきた
招待状に北アルプスにある旧伯爵の別邸「奇巖城」へ集まる。
 猛吹雪の為に脱出も外部との連絡も取れない状況で、
「ドクターM殺人事件」の開幕と、犯人が2人居ることを告げられ、
パニック状態の中、本当に殺人が起こってしまう。

 よくある雪の山荘という閉鎖空間での殺人事件なのだが、
犯人が2人と宣言されていることが、この話の面白みである。
 「ドクターM殺人事件」という小説のストーリーを
考え出した編集者が事件の起こった山荘の外に居て、
彼が黒幕などではなく、実際の殺人事件の発生を恐れて、
犯人を推測しながら山荘へ向かう様子も記述されていくのだが、
それが間に合い阻止できるかという点などにも関心が持てて、
読めたのも良いと思った。

 ただ、殺人の動機が過去の出来事によるものなのだが、
途中の段階ではその恨みの元となった事件は判らないし、
殺される人達が自分が恨まれていることも判らない状況なので、
理不尽な殺人ゲームを行う異常な犯人というイメージを抱いてしまい、
犯人には犯行へ至るに充分な理由があるのが判るまで、
犯人に同情し難かった点などが、ちょっと残念に思う。


ドクターM殺人事件

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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