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2006.06.11 (Sun)

『隠匿』

[著者]リンダ・フェアスタイン
[訳者]平井イサク
[出版社]早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫
[初版発行]2005年6月15日

[感想等]
 メトロポリタン美術館所蔵の古代エジプトの石棺から、
南アフリカ出身のボーア人で美術館の元研修生・カトリーナの
死体が発見された。
 美術館のパーティに参加していて、死体の発見に立会った、
マンハッタン地方検察庁、性犯罪訴追課長の検事補アレックスは
被害者が殺される半年ほど前にレイプの被害に遭っていたのを知り、
殺人事件の謎に挑む。

 女性地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第5作目に当たる
のだが、このシリーズは美人でお金も有る女性が活躍する点よりも、
アメリカの性犯罪の実態や、そのケアや救済的な部分が
描かれている点がなかなか興味深いシリーズである。
 が、この作品は、シリーズとしての部分はあまり気にならず、
性犯罪の実態も描かれているのだが、それよりも、
美術館という学術的な世界のどろどろとした裏側や、
人種差別などのテーマが扱われている点が非常に重く、
心に残った。
 また、死体の隠匿場所探しに、アレックスが
美術館の展示室や研究室、倉庫などを探索する設定で、
美術館の見学が出来たような感じも楽しめたのも良かった。


隠匿

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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