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2006.06.17 (Sat)

『狐罠』

[著者]北森鴻
[出版社]講談社
[初版発行]1997年5月25日

[感想等]
 骨董業界を店舗を持たない旗師(はたし)として生きる
「冬狐堂(とうこどう)」こと宇佐見陶子(うさみとうこ)を
主人公とした古美術ミステリー長編。
 「橘薫堂」に「目利き殺し」を仕掛けられ、贋物をつかまされて、
陶子は、「目利き殺し」を仕掛け返そうと、
贋物の製作を偽作師・潮見老人に依頼する。
 が、その陶子の仕掛けた罠は、彼女の予想もしなかった、
「橘薫堂」の外商・田倉俊子の殺人事件や30年前の贋作事件に
関わる方向へ動き出してしまう。

 殺人事件の犯人や30年前の偽作事件などの真相解明や
骨董業界や美術館の内幕がなかなか面白く、
400頁の長編だったが、飽きずに楽しめた。
 自分のプライドをかけて戦う陶子の姿には心惹かれ、
応援したくなるようなストーリーであった。
 しかし、騙し合い、駆け引きの骨董業界とはいえ、
偽作を作り出すという汚いことに関わる点は残念な気がした。

 なお、「目利き殺し」とは品物の欠損などをあの手この手で
ごまかす技術を言うのだそうだ。
 陶子が「橘薫堂」に緑茶の香りでごまかされてしまい、
ガラス器の年代偽装技術として用いられた
フッ化水素の匂いに気が付かなかったというのは、
とても面白く感じたのだが、現実にあることなのだろうか?


狐罠


<My Blog関連記事>『瑠璃の契り 旗師・冬狐堂』

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★橘薫とかを解明し

橘薫とかを解明しなかった?


BlogPetの星影丸 |  2006年06月17日(土) 19:19 | URL 【コメント編集】

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