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2006.06.18 (Sun)

『狐闇』

[著者]北森鴻
[出版社]講談社
[初版発行]2002年5月30日

[感想等]
 骨董業界を店舗を持たない旗師(はたし)として生きる
「冬狐堂(とうこどう)」こと宇佐見陶子(うさみとうこ)を
主人公とした古美術ミステリー長編。
 競り市で落とした銅鏡が、三角縁神獣鏡と
すり替わったことを発端に、盗難に遭うだけでなく、
贋作作りの疑いまでかけられてしまい、
『古物行商許可証』まで剥奪されるという
危機に落ち込んだ陶子が、銅鏡の謎、陰謀やその黒幕を
見極めようとする。

 冒頭から苦境に陥っている陶子が登場し、
彼女の巻き込まれてしまった事件が
三角縁神獣鏡を巡って、骨董業界だけでなく、
考古学の世界や、歴史の謎にまで関わり、
明治時代のチベット行の僧侶の話にまで広がる陰謀に
発展していくのがとても面白かった。

 何より、陶子が、親友・横尾硝子だけでなく、
「雅蘭堂」の越名集治や民俗学者・蓮丈那智などの協力で、
謎を解いていこうとする展開が良かったと思う。
 
 なお、陶子と意気投合し協力する民俗学者・蓮丈那智は
著者の別シリーズの主人公の探偵なので、
そのシリーズを読んでいたら余計楽しめるだろう。
 また、明治時代のチベット行の僧侶の話の詳細は、
著者の『暁の密使』という作品で読むことが出来る。


狐闇


<My Blog関連記事>『狐罠』  『暁の密使』

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