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2006.06.21 (Wed)

『理由』

[著者]宮部みゆき
[出版社]朝日新聞社
[初版発行]1998年6月1日

[感想等]
 東京都荒川区の超高層マンションで起きた、「一家四人殺し」。
 しかし、殺されたのは住人として登録されていたのとは
別の人々であることが判る。
 犯人は、そして、殺された人々は、一体何者?
無人称の話者が事件の関係者に会って話を聞いているという、
ルポルタージュ形式で、事件の真相が明らかになっていく。

 話の展開は、事件後に関係者の話を聞くうちに、
必ずしも真実ではない、個々の記憶していることや
自己保身のためについている嘘などの中から、
次第に事件の真相が見えてくるのだが、
それが、とても良く出来ていると感じた。
 まず、死んだと思われた家族が生きていて、
何故、彼らが自分の家にいなかったのかが判り、
次に死んだ家族の謎が解けていき、最後に犯人が判るのだが、
犯人の判明よりも、死んだ家族の正体が判ったこと、
また、犯人や被害者達の人生が一番興味深かった。
 お金によって人生を狂わせる人々の姿には、心が痛んだし、
話が行きつ戻りつし、登場人物も多いので最初は戸惑ったが、
彼らのそれぞれの立場や人物像がとても良く描かれていて、
飽きずに最後まで充分に楽しめた。


理由

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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