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2006.07.12 (Wed)

『慟哭』

[著者]貫井徳郎
[出版社]東京創元社 創元推理文庫
[初版発行]1999年3月19日

[感想等]
 幼女誘事件の捜査が難航し、若手キャリアの捜査一課長・佐伯を巡って
警察内部に不協和音が生じ、マスコミは佐伯の私生活を追いかけ、
彼は窮地に立たされる。そして、ついには彼の娘が狙われてしまう。

 最近では珍しくない、幼女殺人事件、怪しげな宗教団体、
マスコミの過熱報道などを題材にしているが、
異例の昇進をした捜査一課長を中心とした警察の捜査の様子と、
喪失感を持つ男が怪しげな宗教団体にのめりこんでいく様子が
交互に描かれているという点がなかなか良く出来ている。

 少々ネタばれになるが、宗教に深入りしていく男が、
幼女事件の犯人であろうことは途中で判ってしまう。
 が、それでも最後の仕掛けには充分、驚かされるし、
佐伯と男の苦しみが胸に重く残る作品であった。


慟哭

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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世紀の初めなのに、
なぜか世紀末的な様相を呈している昨今の社会模様を描写したような作品ですね。
織彦 |  2006年07月13日(木) 16:44 | URL 【コメント編集】

織彦さん、コメントありがとうございます。
虚構の世界が、実際の世の中の事件にあまりに似てしまうことは
怖いと思います。
bookrack |  2006年07月14日(金) 17:58 | URL 【コメント編集】

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