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2006.07.22 (Sat)

『ラストシーンは殺意とともに ―イヴ&ローク10―』

[著者]J・D・ロブ
[訳者]小林浩子
[出版社]ソニー・マガジンズ ヴィレッジブックス
[初版発行]2005年11月20日

[感想等]
 ロマンス小説作家、ノーラ・ロバーツのもうひとつのペンネームによる、
21世紀半ばの近未来を舞台にしたロマンチック・サスペンス、
女警官イヴと大富豪ロークを主人公にしているシリーズの第10作目。

 ロークの所有する劇場のこけらおとしのアガサ・クリスティの戯曲の上演中の
殺人場面で妻役の女優・アリーナにナイフで心臓を刺される場面で、
俳優・ドラコはすりかえられていたナイフで、本当に殺されてしまう。
 調査に乗り出したイヴは、ドラコは演劇界で多数の人間に恨まれていて、
その劇の出演者の中にも過去にドラコと関わりのあるものが多いことが判るのだが、
裏方主任・ライナスが自殺に見せかけられ、殺されてしまう。

 今回はアガサ・クリスティー作の演劇が扱われ、
演劇界内の犯人による怨恨の殺人であることが目新しかった。
 ロークが所有していた劇場での事件だが、
ロークが容疑者になったりすることもなく、
イヴの調査にも余裕が感じられるかと思ったのだが、
演劇界というイヴには良く判らない世界での捜査で、
彼女の過去の記憶、母親との関係などが登場し、
結局、苦しみながら、ロークや周囲の人達に支えられたイヴが
事件を解決していくことになる点は良かった。
 が、近未来の設定であることを忘れてしまいそうな、
現代でも起こりそうな事件で、犯人像や犯行の理由などは
あまり驚かず、予想通りであった。

 なお、アガサ・クリスティーの『検察側の証人』と
『オリエント急行の殺人』の内容に触れている作品なので、
この2作を未読の人は読まないことをお勧めする。


ラストシーンは殺意とともに ―イヴ&ローク10―


<My Blog関連記事>『カサンドラの挑戦 ―イヴ&ローク9―』



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