09月≪ 2017年10月 ≫11月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2006.07.30 (Sun)

『神の手』(上・下)

[著者]パトリシア・コーンウェル
[訳者]相原真理子
[出版社]講談社 講談社文庫
[初版発行]2005年12月15日

[感想等]
 ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズの第14作目。
 元FBI心理分析官ベントンは、収監中の殺人犯との面談のなかで
未解決事件の手がかりを得、斬殺死体発見の知らせが届く。
 被害女性の体内で発見された薬莢(やっきょう)から、
凶器は2年前に警察が別の事件で押収した銃であることが分かる。
 さらに新たな殺人が起こり、捜査が進展しない一方で、
スカーペッタとベントンの信頼関係に重大な危機が。
 
 スカーペッタとマリーノはルーシーが主宰する民間捜査支援機関、
フロリダの全米法医学アカデミーのスタッフとして働いているし、
ベントンはボストン近郊の精神病院で研究プロジェクトをしていると、
シリーズ当初とは随分、登場人物たちの立場が変わっているし、
ケイの一人称的な語りから、犯人や他の人々の様子を描いた三人称的な
物語の語り口になっているが、相変わらずのサイコ的な事件が展開される。

 今回はルーシーが最初から妙に沈んでいるし、
マリーナがシリーズ当初のように非友好的だし、
ケイへの悪質な妨害をする部下や自己中心的な精神医などの
脇の人物の行動が気になってしまう展開で、主人公たるケイが、
ベントンと仲違いするなど、いまひとつ精彩が無く残念であった。
 また、肝心の事件が犯人の側から描かれているのに判り難く、
犯人像などにはっきりとしない部分が残る結末だという感じがした。


神の手 (上)神の手 (下)


<My Blog関連記事>『痕跡』(上・下)

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

EDIT  |  14:02 |  まあ面白いと思った本(☆3つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。