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2006.09.13 (Wed)

『庖丁人轟桃次郎』

[著者]鯨統一郎
[出版社]早川書房 ハヤカワ・ミステリワールド
[初版発行]2005年10月20日

[感想等]
 腕の立つ実直な料理人だが、実は・・・?という轟桃次郎の登場する、
『冥福を祈るな』等、ブラックなタイトルと内容の連作7篇が収録されている。

 小料理屋「ふく嶋」の板前、桃次郎は店舗の買収を目論む「加賀屋」との
料理対決に挑むことになってしまう。一方、その「ふく嶋」の近辺では、
善良な人々を殺害しておきながら、充分な裁きもされない殺人犯達が、
何者かに包丁で惨殺されるという奇怪な事件が続発し始めるのだった・・・。
 
 それぞれの短編で発生する事件は、罪も無い人が自分勝手な犯人に殺され、
その犯人が充分に裁きを受けないという点が腹立たしいし、
その事件のあらましも非常に陰惨である。
 でも、その犯人が残酷な方法で包丁で惨殺されるというのも、
それほど痛快に思えず、正義とは言いがたく、辛い。
 そして、何よりも、料理対決の部分の料理方法などの薀蓄が
なかなか面白くて楽しめるのに、桃次郎が用いる謎の食材の正体を想像すると、
食欲をなくしそうだし、最終話のオチには少々がっかりした。


庖丁人轟桃次郎

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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