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2006.09.18 (Mon)

『遠花火 見届け人秋月伊織事件帖』

[著者]藤原緋沙子
[出版社]講談社 講談社文庫
[初版発行]2005年7月15日

[感想等]
 さまざまな風聞が集まる江戸旅篭町の古本屋「だるま屋」。
 噂の出所や行く末を追って秋月伊織がその真実や結末を見届ける。
 表題作『遠花火』など4話を収録した作品集。

 一千石の御旗本の次男坊で、兄は権力のある大目付、
腕も立つし男振りも良い主人公・秋月伊織が江戸の噂を追いかけ、
様々な事件に巻き込まれる。
 そう書いてしまうと、いかにも単純な時代劇のヒーロー物風だが、
巻き込まれる事件が興味深く、複雑な状況や背景を持つものなので、
なかなか楽しめる作品集であった。
 
 なかでも表題作『遠花火』は、水戸藩から拝領の鉄砲を持って
逐電した西山藩の御筒役・柏木を秋月伊織達が追うという、
一見、単純そうな事件が、実は藩と藩の反目や、
容姿に劣等感を持つ男の悲恋や領地に残した母との愛など、
様々な要素を持ち、凝った企みによる事件だったことが判る点が
面白く感じられた。


遠花火 見届け人秋月伊織事件帖

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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