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2006.09.24 (Sun)

『グッドバイ 叔父殺人事件』

[著者]折原一
[出版社]原書房 ミステリー・リーグ
[初版発行]2005年11月21日

[感想等]
 叔父が閉め切ったワゴン車で練炭を使った集団自殺をした。
 が、叔母は「自殺に見せかけられ殺された。」と主張し、
叔母に命じられた「ぼく」は叔父の死を調査することになってしまう。

 ネットで仲間を集めて、知らない者達が集団自殺をするという、
実際に起こって論争を呼んだような事件をテーマとして扱っていて、
「ルポライター」や「ぼく」という二人の語り手が、
同じ「集団自殺」を追っているという構想がなかなか面白い。
 作中で描かれる、集団自殺主催者など、自殺した人々の過去や、
生き残った人達の事情、実際への死への道行きなどが、
とても真に迫っているように思われたし、
ネタばれになってしまうが、叔父の死は自殺でなく、
犯人は途中で推測がついたものの、事件の真相や
思いがけない真実が判り、意外な結末にたどり着くまで、
充分に楽しめる作品である。

 が、事件後の「ぼく」の調査と、事件前の「ルポライター」の調査の様子が
印刷のフォントを変えて、しょっちゅう入れ替わるような構成、
「ぼく」や「ルポライター」の語られていない部分で読者の誤解を招くような点、
等の眼くらましをアンフェアだと思う人もいるかもしれない。


グッドバイ 叔父殺人事件

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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