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2006.10.07 (Sat)

『忘却の船に流れは光』

[著者]田中啓文
[出版社]早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
[初版発行]2003年7月20日

[感想等]
 「世界が悪魔の襲来により滅びた後、生き残った者のために
主は聖なる壁に守られた5つの階層からなる閉鎖社会を作った。」
 と、いう経典を説く聖職者達の「殿堂」による厳格な支配が続く世界で、
神学士・清涼坊(あだ名がブルー)は、悪魔崇拝者の摘発に参加した日に、
修学者・ヘーゲルや保育者・マリアに出会ったことで、
「殿堂」の厳格な支配や経典の内容に疑問を覚えるようになる。
 一方、悪魔崇拝者の摘発で出会った大蟻象(だいぎぞう)司教は
ブルーのことを高く評価し、「殿堂」へ入れようとする。
 世界や「殿堂」の真実を知りたいというブルーの欲求によって、
ストーリーは意外な結末へと進んで行く。
 
 聖職者としての修行から離れ、マリアとの愛欲に溺れ、
「殿堂」や世界の真実を追いかけるブルーの姿を痛々しく感じながら、
壁の向こうはどうなっているのかに興味を引かれ、一気に読んでしまった。
 ラストで、大蟻象司教の企みが判った時、ブルーのいた世界の真実や
意外な人物の正体など、思いもよらない結末に驚かされ、
深い悲しみを感じさせられるSF作品であった。

 ただし、途中でTVアニメの『キャプテン・ハーロック』の主題歌が
引用されているのには、戸惑いを覚えたし、疑問に感じた。
 歌自体はもちろん良い歌なのだが、既成の歌を、
自分のSF作品に利用するのは、少々、安易なのではないだろうか?


忘却の船に流れは光

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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★星影丸は修行しな

星影丸は修行しなかったよ。
ただしここで殿堂を発行♪
一方早川書房が蟻崇拝されたみたい…
一方きょう星影丸は悪魔が修行したの?
BlogPetの星影丸 |  2006年10月07日(土) 15:19 | URL 【コメント編集】

★おやおや

相変わらず、星影丸くんは妙な言葉を覚えているようですね。
かき♪ |  2006年10月07日(土) 18:56 | URL 【コメント編集】

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