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2005.09.14 (Wed)

『暗黒館の殺人』(上・下)

[著者]綾辻行人
[出版社]講談社 講談社ノベルス
[初版発行]2004年9月5日

[感想等]
 九州の山奥、外界から隔絶された湖の小島に建つ、暗黒館。
中村清司(なかむらせいじ)という天才的で奇矯な建築家が
最後の補修に関わった館である。
 その持ち主、浦登(うらど)家の息子・玄児(げんじ)に誘われ、
館を訪問した学生・中也(ちゅうや)が遭遇した殺人事件と
18年前の事件の真相は浦登家の秘密にあった。
 
 火山の噴火の影響などで、外界から隔絶されてしまった館で
次々起こる殺人事件が、吸血鬼や悪魔信仰を思わせるような、
ダリアという名の初代当主の妻の遺言による不思議な宴や、
美しいシャム双生児の少女や早老症の少年の存在、
からくりや秘密の通路などのある広い館で起きるという、
設定がいかにもミステリらしい雰囲気を醸し出している。

 が、それだけでなく、登場人物の視点による記述の他に、
謎めいた視点での記述がなされているし、
どうも話がかみ合わない感じが付きまとう不思議さがあり、
何よりも登場人物の素性に関しても疑問が付きまとい、
上下各600ページ以上ある長い作品なのに、
一気に読んでしまい、結末でそれが解決したときには、
すっきりさせられ、その記述方法や構成に感心させられた。


暗黒館の殺人(上)暗黒館の殺人(下)

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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