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2006.10.21 (Sat)

『紅薔薇伝綺 龍の黙示録』 

[著者]篠田真由美
[出版社]祥伝社 ノン・ノベル
[初版発行]平成17年9月10日

[感想等]
 『龍の黙示録』シリーズ第五作目。
 不老不死の吸血鬼・竜緋比古に連れられ、13世紀イタリアの修道院へ飛んだ
修道士・セバスティアーノの意識はその時代の人物の中に入り込む。
 紅薔薇を抱いて殉教した少女の転生の謎と修道院で続く奇怪な死の謎。
 異端者&容疑者として捕らえられたセバスティアーノは真犯人や謎を解けるのか。

 シリーズの前の作品を読んでいた私は、この作で、
現代の鎌倉に住む不死の吸血鬼の伝奇小説が、歴史と場所をさかのぼり、
ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』のような作品になったのには、
かなり驚いた。
 もっとも、似ているのは中世の写字をしている閉鎖的な修道院で
連続して人が死ぬ事件が起こるという設定部分だけで、
結局は伝奇物らしい結末へ進んでいくのであるが・・・。

 しかし、その中世の場面の登場人物達の人物造型が良く出来ていて、
キリスト正教に異端として滅ぼされたカタリ派をめぐる話は、
とても興味深く楽しめた。
 また、自分の意識(魂?)だけ中世に行ってしまう経験をする
修道士・セバスティアーノは前のシリーズで出て来た時よりも、
人間的で親しめるキャラになっているのが良かったと思った。

 シリーズを全て読んでいないと判らない部分も出てくるかもしれないが、
これだけでも充分楽しめる作品になっているのではないだろうかと思う。


紅薔薇伝綺 龍の黙示録


<My Blog関連記事>『龍の黙示録』

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 篠田真由美 龍の黙示録 伝奇小説 吸血鬼

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★場面など出て来た

場面など出て来た時よりも
初版などなっているのではないだろうか
広い異端とか場所を
修道しない?
BlogPetの星影丸 |  2006年10月22日(日) 14:00 | URL 【コメント編集】

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