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2006.10.29 (Sun)

『扉は閉ざされたまま』

[著者]石持浅海
[出版社]祥伝社 NON NOVEL
[初版発行]平成17年5月30日

[感想等]
 成城の高級ペンションに7人の大学時代の旧友が久しぶりに集まった。
 伏見亮輔(ふしみりょうすけ)は後輩の新山和宏(にいやまかずひろ)を
客室で事故を装って殺害し、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。
 部屋から出てこない新山の安否を気遣う友人達から、必死で時間稼ぎする
伏見の犯罪は成功したかと思われたが、碓氷優佳(うすいゆか)だけは疑問を抱く。

 冒頭で殺人が行われ部屋が密室にされている様子が記され、
いつ密室の謎が解け、犯行のミスが暴露して犯人が追い詰められていくか、
また犯行の動機は何かを楽しむような倒叙ミステリなのだが、
犯人が時間稼ぎをしたり、密室のドアを壊して開けられないようにして、
事件発覚を遅らせ、殺人事件だと判らないように企むという設定が面白く凝っている。
 そして、犯行時刻を曖昧にしても、結局は科学捜査ですぐ判ってしまいそうだし、
アリバイを作るためとは思えないので、何故そこまで時間稼ぎをするのかが
非常に気になるという点が良く出来ている。

 が、残念ながら、犯人・伏見の犯行の動機がいまひとつ切実さに欠くし、
伏見や優佳のキャラクターや行動が理解しにくく、共感しにくい気がした。
 何より、ラストの決着の付け方がいまひとつ納得出来なかった。


扉は閉ざされたまま

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 ミステリ 石持浅海

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★bookrack

bookrackは、伏見で必死などを発行しない。
BlogPetの星影丸 |  2006年10月30日(月) 13:15 | URL 【コメント編集】

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