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2005.09.10 (Sat)

『参議怪死ス  明治四年、広沢真臣暗殺異聞』

[著者]翔田寛
[出版社]双葉社
[初版発行]2004年12月25日

[感想等]
 参議・広沢真臣(ひろさわさねおみ)の暗殺事件をめぐる物語。
 史実では、広沢の愛人・福井かねが逮捕され、一旦は犯行を自白したものの、
後に無罪を主張したため、裁判では無罪となり、真犯人が判らないまま
歴史の中に埋もれた事件である。

 明治2年に警察組織の明治政府樹立と共に設置された刑法官から、
犯罪捜査と逮捕を継承した刑務省逮部(たいぶ)と
刑法官観察司から警察業務を継承した弾正台(だんじょうだい)という
二つの警察機関が存在し、その軋轢の様子や、
主人公の逮部副長・佐伯謙太郎(さえきけんたろう)を始めとする
登場人物達が、幕末の戦乱(戊辰の戦)をまだ深い心の傷や
明治新政府内の様々な人間関係に影響を残しながら、
勢力争いに巻きこまれている様子が心に残った。

 もちろん、歴史に埋もれてしまった事件の真相に迫っている点も
興味深い作品である。


参議怪死ス 明治四年、広沢真臣暗殺異聞

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弾正台弾正台(だんじょうだい、彈正臺)は、律令体制時代の監察・警察機構。四等官制における四等官はカミが尹(いん)、スケは大弼(だいひつ)、少弼(しょうひつ)が各1名、ジョウは大忠(だいちゅう)1人、少忠(しょうちゅう)2名、サカンは大疏(だいそ)1名、少疎)
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