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2006.11.03 (Fri)

『「初恋の湯」殺人事件』

[著者]吉村達也
[出版社]実業之日本社 ジョイ・ノベルス
[初版発行]2005年12月25日

[感想等]
 文豪・島崎藤村ゆかりの信州小諸で起こった奇妙な殺人事件。
 民家の浴槽で、湯面に無数のりんごを浮かべて青年が殺されていたのだ。
 ふたごを妊娠して一週間後に退職する小諸署の杉山優花巡査部長は
容疑者となった、藤村の『若菜集』にちなんで名付けられた若緒と菜緒の
ふたごの女子高生の無罪を信じる。
 そこへ、東京から捜査一課の志垣警部が温泉旅行にやってくる。
 彼のアドバイスを貰いながら、杉山巡査部長は真犯人と事件の真相を
明らかにしようとするのだが・・・。

 りんごを湯面に浮かべて殺されていた理由、犯人の人物像、
ふたごの愛憎やその不思議さなどは、まあまあ面白く設定されていて、
タイトルの「初恋」も生かされている作品であると思った。

 しかし、温泉好きのシリーズキャラクター・志垣警部が登場するので、
シリーズを知っていて、彼とその相棒の和久井刑事の活躍を期待すると、
彼独りの旅行だし、事件のアドバイザー的な役割で終わってしまうので、
少々期待ハズレになるかもしれない。
 もっとも、志垣警部の奥さんが登場したりして、番外編的な楽しみを
感じることが出来るかもしれないが・・・。
 
 なお、少々ネタばれになってしまうかもしれないが、
私のとって期待ハズレだった点は、杉山巡査部長が途中で入院してしまい、
相棒の若手の三上刑事があれこれ調査をすることになる点だった。
 最後まで事件を担当したいという杉山巡査部長の熱意や意地が
物語の当初で伝わってきていたので、実際にはあまり動き回らず、
ベット上で指揮することで事件が解決してしまうのが残念に思えたのだ。


「初恋の湯」殺人事件


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 小説 読書 ミステリ 吉村達也

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★こんにちは

今、ボトルメールを拾いました。
本のブログなんですね~。読書は大好きなので、また来させて
もらいますね。どうぞよろしくお願いいたしま~す!
スリープ |  2006年11月04日(土) 09:57 | URL 【コメント編集】

★はじめまして

スリープさん、はじめまして。
ようこそお越しくださいました!
ボトルメール、意外と役に立っているのですね!
またのお立ち寄りもお待ちしています!
bookrack |  2006年11月04日(土) 15:36 | URL 【コメント編集】

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