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2006.11.08 (Wed)

『決断 警察小説競作』

[編者]新潮社
[著者]逢坂剛 佐々木譲 柴田よしき 戸梶圭太 貫井徳郎 横山秀夫
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成18年2月1日

[感想等]
 警察小説、全6篇を収録した短編集。
 収録作は、偽ドル札をめぐる男と刑事の騙し合い『昔なじみ』(逢坂剛)、
新任の駐在と町の高校生失踪事件の意外な真実を描く『逸脱』(佐々木譲)、
庭の草木を傷つける事件を追うベテランと新米刑事『大根の花』(柴田よしき)、
アブナイ連中のパトカーからの逃避行『闇を駆け抜けろ』(戸梶圭太)、
ストーカー殺人を描いた『ストックホルムの埋み火』(貫井徳郎)、
ベテラン刑事が過去の誤認逮捕におびえる『暗箱』(横山秀夫)。

 中でも一番面白かったのは『暗箱』(横山秀夫)。
 もう解決している放火殺人事件で自白した犯人は
実は真犯人で無いというタレこみ電話に驚き、
思い悩む刑事の心情や行動が切実に描かれているし、
なぜ、犯人で無い人間が自白したのかという理由の重さも
心に残る作品であった。
 後、ストーカー殺人の犯人が犯行を犯すまでの心情を
よく描いている『ストックホルムの埋み火』(貫井徳郎)は
被害者の身元などのストーリー上の仕掛けも面白かったが、
引退した名刑事を父に持つ若手刑事のストーリーの部分が、
少々盛り込みすぎという感じがしたのが残念である。


決断 警察小説競作

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 小説 読書 ミステリ 逢坂剛 佐々木譲 柴田よしき 戸梶圭太 貫井徳郎 横山秀夫

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