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2006.11.11 (Sat)

『ホームズ二世のロシア秘録』

[著者]ブライアン・フリーマントル
[訳者]日暮雅通
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成18年10月1日

[感想等]
 ドイルのシャーロック・ホームズのパスティーシュ、
ホームズの息子セバスチャンが活躍するシリーズ2作目。
 ロシア情勢を探るようにチャーチルから依頼を受けて、
新聞記者を装い単身ロシアに潜入したセバスチャンは、
入国後すぐに皇帝の秘密警察に逮捕されてしまう。
 が、英国大使館のチャーチルから依頼された職員・ブラックに
助けられ、父や伯父の英国からの協力を受けながら、
前作で知り合っていたロシア皇子・オシロフとその娘・オルガや
スターリンと接触したセバスチャンはロマノフ王朝崩壊の噂を探る。

 第2作目の今回もチャーチルからの個人的な依頼で、
ロマノフ王朝崩壊寸前のロシアへ行くという設定も良く出来ていて、
その時代のロシアの有名人たちもさりげなく登場し、
歴史物としても楽しめそうな作品であった。
 何よりも、セバスチャンだけが危険な任務を果たすだけでなく、
伯父のマイクロフトも自分の立場の危機を味わったり、
父のシャーロック・ホームズやワトソンが裏で調査していくなど、
バックアップの人々の動きは前回より面白かったと思う。
 また、前回登場していた学生用語「ノーション」を
暗号にするという設定は今回もあるのだが、
前回ほど流れを邪魔する判りにくさは無くなっていて、ほっとした。
 
 ただし、スパイ小説好きには嬉しい作品なのだろうが、
犯罪事件を追う探偵としてのホームズが好きで読む人には、
今回も期待ハズレな作品ではないかと思う。
 シャーロック・ホームズ的な探偵はいまさら時代遅れとしても、
シャーロックのようなセバスチャンの活躍を見てみたかった。


ホームズ二世のロシア秘録


<My Blog関連記事>『シャーロック・ホームズの息子』(上・下)


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 小説 読書 ミステリ 感想 ホームズ フリーマントル パスティーシュ

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