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2006.11.22 (Wed)

『女信長』

[著者]佐藤賢一
[出版社]毎日新聞社
[初版発行]2006年6月15日

[感想等]
 織田信長が女であったという発想を元に描かれた歴史小説。
 信長は実は御長(おちょう)という名前の女性で、
斉藤道三をはじめ、様々な戦国武将たちとの性的関係や
男とは違う発想で、天下統一を図っていくのだが・・・。

 信長が女であったというのはもちろん、虚構ながら、
そんなことはありえるのではないかと思われるような
史実として残される信長の言動や行動などとの合わせ方には
驚かされたし、面白く感じた。

 特に、エキセントリックな言動や行動性、
鉄砲や長い槍の使用や西洋的な考えや事物の導入といった先進性、
本妻の御濃との間に子供が生まれなかった点、
本能寺の変における死体喪失等の
信長という人物の生涯に残る様々な謎への回答として
男と違う女の発想や女性的なヒステリックな衝動による行動と
している点は良く出来ている気がした。

 が、性的関係で女を武器に周囲を味方につけるやり方は
男性として育てられた女性がやるのに無理があるような気がしたし、
女性であることを一部の人々しか知らないことや、
信長が御長としても生活をするという設定はありえないと思った。

 また、年をとった御長に対する御濃の辛らつな批評や
本能寺の変へ向かういきさつ、ラストの徳川家康と天海との会話に、
「所詮女性は・・・」的なものを感じさせられてしまい、
少々ガッカリさせられたのが、残念である。


女信長


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 歴史小説 佐藤賢一 感想

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