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2006.12.16 (Sat)

『不安な童話』

[著者]恩田陸
[出版社]祥伝社 ノン・ノベル
[初版発行]平成6年12月1日

[感想等]
 25年前に変死した画家高槻倫子の遺作展を見ていた
大学教授秘書の古橋万由子は、強烈な既視感と鋏への恐怖に
襲われ失神する。
 後日、万由子と大学教授・浦田泰山にもとへ
やって来た高槻倫子の息子・秒(びょう)に
「母の生まれ変わりではないか」と告げられ、
倫子の死の謎と真相を追い始めた万由子は
放火、脅迫、襲撃と奇妙な続発する事件に巻き込まれる。

 万由子が倫子の生まれ変わりではないかとか
万由子は人の心の中を覗き込むことによって、
その人が無くした物を見つけ出すことが出来る能力を
持っているといたような、非現実的な設定を持つ
ストーリーなのだが、
人の心の不思議さや愛情などが心に残る作品であった。

 特に、万由子に対する姉の愛情とそれを感じている万由子や
強烈な個性を持っていてあまり幸せで無かった倫子の生涯などが
物語の展開とともに見えてくるのが面白かった。
 また、登場人物たちも個性豊かで、様々な面を持つ点が
とても良く描かれていて興味深かった。

 ただ、放火や脅迫などの万由子の周囲の事件の犯人は
途中で察しがついてしまったのが残念である。



『不安な童話』(amazon.co.jp)


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 小説 ミステリ 読書 感想 恩田陸

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