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2005.09.03 (Sat)

『天の前庭』

[著者]ほしおさなえ
[出版社]東京創元社 ミステリ・フロンティア17
[初版発行]2005年7月15日

[感想等]
 自動車事故で意識不明となり、9年間眠り続けて、
奇跡的に目覚めた中里柚乃(なかざとゆの)は記憶を失っていた。
 彼女が高校卒業卒業記念に友人達と作った日付入りボールペンが
高校の工事現場から見つかった白骨死体のそばにあったことを知り、
自分の過去を知りたくなった柚乃は、残されていた自分のパソコン日記から
高校時代の友人達との出来事、自分そっくりな少女・ユナとの出会い、
母が失踪前にドッペルゲンガーに出会っていたことを知り、
自分がタイムトラベラーではないかという疑問を抱くのだが、
判った真実によって、高校時代の友人達の輪へ戻ってゆく。

 オウム真理教を思わせる宗教集団のテロ事件などが描かれ、
ネットの掲示板での架空世界や、柚乃のパソコン日記の文章など、
どこまでが真実なのか、空想なのかわからない記述が多く、
ちょっと幻想的な雰囲気の記述が多い不思議な作品であった。

 何よりも、白骨死体の正体や事件の真相より、
主人公・柚乃の記憶の真実の追求が重視されていた点が面白かった。 
 特に、パソコンに残っていた友人達や父親や父親の恋人との
出来事をつづった日記の内容などに様々な伏線があったのが、
良かったと思う。


天の前庭

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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