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2007.01.28 (Sun)

『まだ見ぬ冬の悲しみも』

[著者]山本弘
[出版社]早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
[初版発行]2006年1月20日

[感想等]
 タイムトラベル実験の結末を描いた表題作『まだ見ぬ冬の悲しみも』等
全6篇を収録するSF作品集。

 難しい科学技術の用語や理論などを含んでいたりして、
いかにも近未来のSFという感じの作品ばかりなのだが、
アイディアやストーリー展開が面白く、読みやすい感じであった。

 中でも私が面白いと思ったのは、謎の異星人とのコンタクトを果たした
詩人の手記と言う形式の『メデューサの呪文』。
 詩人でないと理解したり操れない異星人の言葉という発想と、
その言葉の及ぼす影響というアイディアなどがとても怖く、
よく出来ていて面白かった。

 また、高速運動が出来るアンドロイドになった男を主人公とした
『奥歯のスイッチを入れろ』は、超人的なパワーを持っても、
人間らしさを残した主人公が、愛という思いを持っている自分を感じ、
戦いを挑んできた非人間的なアンドロイドへの哀れみを覚えるという点や
高速で動く主人公の様子などがリアルに感じられた点が、
とても良く出来ていると思った。

 なお表題作の『まだ見ぬ冬の悲しみも』はドイツの戯曲から取った
という設定なのだが、本当にある作品なのだろうか?


まだ見ぬ冬の悲しみも


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 SF

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