04月≪ 2017年05月 ≫06月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2007.02.17 (Sat)

『真相』

[著者]横山秀夫
[出版社]双葉社 双葉文庫
[初版発行]2006年10月20日

[感想等]
 表題作『真相』の他、『18番ホール』、『不眠』、『花輪の海』
『他人の家』という事件の裏の隠された真実が明らかになる作品、
全5編を収録した短編集。

 表題作『真相』は息子を殺害した犯人が逮捕されたことにより、
父親である主人公が知らなかった息子、娘、娘の夫の真の姿を
初めて気付かせられるという残酷な話であるし、
『他人の家』は前科を償い誠実に生きようとしている男とその妻が
ふと差し伸べられた老人の善意に、心を迷わせてしまい、
罠に落ちてしまったようになるのには、悲しみを覚えたし、
『花輪の海』は、学生時代の暗い思い出を背負った男達が
久しぶりに集まり、償い、正そうとすることが
新たな悲劇を招くのが、非常に残念に感じたし、
その他も、やりきれない思いを抱かせるような作品たちである。

 が、実際にあり得ると思わせるし、登場人物たちの
後ろめたさ、悲しさ、不安、恐れが伝わってくる作品たちで、
人の心の複雑さを感じさせられ、心に重い作品集である。


真相

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 横山秀夫

EDIT  |  11:16 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。