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2007.03.11 (Sun)

『聖戦の獅子』(上・下)

[著者]トム・クランシー スティーヴ・ピチェニック
[訳者] 伏見威蕃
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成18年9月1日

[感想等]
 ボツワナでカトリック神父がテロリストらしい兵隊達に誘拐される。
 ヴァチカンから捜査を依頼されたオプ・センターは、
国連の人質事件解決のため、許可無く治外法権国へ軍を出したことから、
予算削減、特殊部隊ストライカーの活動の停止を余儀なくされていて、
情報収集任務として、要員を送り込むことしか出来なかった。
 事件はは当初、誘拐はヴードゥ教に関わる宗教問題と推測されたが、
どうやら、ボツワナ政府転覆を図る勢力や、海外の軍事産業の協力など、
複雑な事件ではないかと思われてきて、解決の糸口が見つからないまま、
アメリカから派遣された司教が射殺されてしまう・・・。

 シリーズの一作らしく、登場人物やオプ・センターなどの仕組みや、
国際的な勢力などが良く判らない部分も多く、とまどったものの、
あまり良く知らないような、ボツワナという国の事情や、
カトリックの神父達の活動、ヴードゥ教などといった部分に
まずまず興味が持てたため、読み進めることが出来た。
 
 ストライカーという戦闘集団が武力でなく情報収集の延長で、
神父の救出を図ろうとするのは、異色であるらしい。
 でも、私は元インターポール捜査官で結婚のため辞職したばかりの
女性・マリアを中心にした救出活動が良く描かれていると思ったし、
オプ・センターの職員であるマリアの夫・ダレルの不満や心配、
オプセンター内の人間関係など、なかなか良いと思えた。
 また、日本の外務省の情報分析局長が登場する点なども
目新しい感じで、悪くないと思った。

 しかし、ネタばれになってしまうかもしれないが、
最後の幕切れの歯切れが悪く、曖昧な感じで、
次作に続くという感じで終わるのがいまひとつだと思った。
 シリーズを続けて読んでいる読者には、もしかしたら、
嬉しい終わり方なのかもしれないが・・・。


聖戦の獅子(上)聖戦の獅子(下)

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステ トム・クランシー

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