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2007.04.07 (Sat)

『第六の大罪 伊集院大介の飽食』

[著者]栗本薫
[出版社]講談社
[初版発行]2006年8月31日

[感想等]
 探偵・伊集院大介シリーズ書き下ろしの、グルメに関する中・短編集。
 『グルメ恐怖症』『食べたい貴方』『芥子沢平吉の情熱』
『地上最凶の御馳走』の4編を収録している。

 『グルメ恐怖症』は伊集院大介に肥満化殺人計画に
自分がはめられたと訴えるグルメ評論家の死を描いたもので、
単なる過大妄想か犯罪の犠牲者かという疑問を抱かせながら、
ラストの真相がちょっと意外かなという作品で、まあまあと感じた。

 『食べたい貴方』はタイトルから途中でオチがわかってしまう
ブラックユーモアな作品で大介が最後のちらりと登場するだけの
がっかりな作品であったし、ラーメン屋の店主が主人公の
『芥子沢平吉の情熱』は若き日の大介のエピソードとしては
面白いのだが、オチはいまひとつ。
 
 『地上最凶の御馳走』は「ワニの姿造り」でTV番組の
料理対決をしようとしたグルメ料理人がワニに殺されるという
少々奇妙な死に関わることになった大介の、
親子関係の真実を洞察する姿が、いつもの彼らしい作品で、
4編中では一番良かった。

 が、全般として、伊集院大介を看板とした推理短編集としては
少々物足りない作品集と思えてしまい、残念な感じが否めなかった。


第六の大罪 伊集院大介の飽食


<My Blog関連記事>『陽気な幽霊 伊集院大介の観光案内』

  
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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 ミステリ 栗本薫

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