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2007.04.18 (Wed)

『第四解剖室』

[著者]スティーヴン・キング
[訳者]白石朗 他
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成16年6月1日

[感想等]
 米国で発売された短篇集を分冊した1冊
(もう1冊は『幸運の25セント硬貨』)で、
表題作『第四解剖室』の他、『黒いスーツの男』、
『愛するものはぜんぶさらいとられる』、
『ジャック・ハミルトンの死』、『死の部屋にて』、
『エルーリアの修道女―“暗黒の塔”外伝』の6編を収録。

 表題作『第四解剖室』は解剖室に運ばれた男が、
意識はあるのに解剖されようとしている恐怖よりも、
何故、解剖室へ運ばれ、動けないのに意識があるのか
という点の解明や解剖室の人間関係の洞察が面白く
感じられて、なかなか良いと思った。

 O・ヘンリー賞を受賞した『黒いスーツの男』は
少年時代の悪魔との出会いを回想する男の話で、
ノスタルジックな中に強烈な怖さが心に残った。

 『エルーリアの修道女―“暗黒の塔”外伝』は
“暗黒の塔”シリーズを読んでいないので、
登場人物の設定などがあまり良く判らなかったが、
かなり怖いファンタジーであり、まずまず面白かった。

 『愛するものはぜんぶさらいとられる』は
ハイウェイのサービスエリアの便所などに残された落書きを
書き留め続けるセールスマンを描いた作品で、ホラーでなく、
題材がちょっと面白いのに、ラストがいまひとつと感じた。

 その他、ギャング団の話『ジャック・ハミルトンの死』、
拷問を描いた『死の部屋にて』の2編は、
私には、あまり面白く感じられなかった。

 しかし、何よりも、巻頭のキングによる目次では
13編をカードで順番を決めたと書いてあったので、
そのままの形で全編読めなかったのが、残念に思った。


第四解剖室


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー スティーヴン・キング

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