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2007.04.29 (Sun)

『ぬしさまへ』

[著者]畠中恵
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成17年2月1日

[感想等]
 『しゃばけ』の続編。表題作『ぬしさまへ』など 6編の短編を収録。
 江戸を舞台に、妖怪たちを手下にした、病弱な若だんな・一太郎は
周囲の様々な事件や謎を解き明かしていく。

 前作は長編だったが、今回は短編で読みやすく、
前作を読んでいなくても充分に楽しめそうな作品集になっている。

 今回も、怖そうな妖怪も人間から見ると少々抜けていたり、
評判の良い青年の若だんなも病弱だったりと、欠点があるのが魅力で、
真に怖いのは妖怪ではなく人間であるのが、何よりも面白く感じられたし、
前作で登場した人物や妖怪たちが深く描かれている点が良かった。

 特に『空のビードロ』 は前作に登場した、一太郎の腹違いの兄・
松之助が主人公で、彼の人物像が良く判ったし、
一太郎・松之助のお互いを思う兄弟愛を感じられたのが良かった。

 また、一太郎の親友・栄吉が疑われる『栄吉の菓子』は事件のオチは
いまひとつだが、栄吉とその妹・と一太郎との関わりがよかったし、
妖怪の手代の過去の恋愛を描いた『仁吉の思い人』や
悩む若だんなの心情が面白い『虹を見し人』 も興味深かった。


ぬしさまへ


<My Blog関連記事>『しゃばけ』

 
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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 畠中恵

EDIT  |  12:01 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(2) | Top↑

はじめまして☆
私もミステリーと妖怪ものが好きなので、すごく参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
さっそく読んでみます♪♪
Serа |  2007年04月29日(日) 13:07 | URL 【コメント編集】

はじめまして、Serаさん。
コメントをありがとうございます。
Serаさんの参考になり、
楽しんで読書していただけたら、
とても嬉しいです。
bookrack |  2007年05月05日(土) 11:59 | URL 【コメント編集】

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