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2007.05.03 (Thu)

『ドリームキャッチャー』(1・2・3・4)

[著者]スティーヴン・キング
[訳者]白石朗
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成15年2月1日(1・2) 平成15年3月1日(3・4)

[感想等]
 メイン州の町デリーで育った幼馴染、ジョーンジー、ヘンリー、
ビーヴァー、ピートの4人組が毎年恒例の山間での鹿撃ちに集まる。
 そこでエイリアンと遭遇した彼らは、人類侵略という悪夢の中へ・・・。
 彼らと、しばらく疎遠だった瀕死の床にいる旧友ダディッツとの絆が、
エイリアンの侵略を防ぎ、人類の救いになるのか・・・?

 アメリカ先住民の悪夢除け「ドリームキャッチャー」に象徴される、
少年時代からの友人たちの絆が、エイリアンの地球侵略を防ぐという、
オチの判っている話なのだが、引き込まれて読んでしまう迫力はある。

 それぞれの過去への回想、大人になって抱えている問題、
現実のエイリアンとの闘い、それぞれに見所があるのだろうが、
特に自分の身体を乗っ取ったエイリアンに対抗するジョーンジーが
部屋に立てこもっているという形で表現されていく、
心理的な攻防戦が、私にはなかなか面白く感じられた。

 しかしながら、エイリアンの侵略行為に対しての、
軍人・カーツなどに象徴されるような狂信的な暴力による反撃、
政府などの情報公開をしないで上手く隠そうとする企み、
エイリアンに右往左往させられあっさり死んでしまう人々への
怒りや悲しみが希薄で、おふざけ的な事件に感じられる点がいまひとつ。
 また、主人公たちがダディッツとの出会いによって得た、
超能力的な力による解決や、ダディッツの犠牲による奇跡的な話に
終わってしまう点なども、疑問に感じてしまった。

 さらに言えば、エイリアンと共に出現する寄生生物の描写が、
グロテスクすぎて、悪趣味すぎる。
 この作品は映画化されているそうなのだが、描写そのものの
寄生生物が出てくるなら、観たくないと感じさせられた。


ドリームキャッチャー(1)ドリームキャッチャー(2)ドリームキャッチャー(3)ドリームキャッチャー(4)


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー スティーヴン・キング

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