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2007.05.09 (Wed)

『気分は名探偵 犯人当てアンソロジー』

[著者]我孫子武丸 有栖川有栖 霧舎巧 貫井徳郎 法月綸太郎 麻耶雄嵩
[出版社]徳間書店
[初版発行]2006年5月31日

[感想等]
 『夕刊フジ』に犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載された6編の
アンソロジー集。
 収録作は『ガラスの檻(おり)の殺人』(有栖川有栖)、
『蝶番(ちょうつがい)の問題』(貫井徳郎)、
『二つの凶器』(麻耶雄嵩)、『十五分間の出来事』(霧舎巧)、
『漂流者』(我孫子武丸)、『ヒュドラ第十の首』(法月綸太郎)に、
謎の著者座談会『わたしは誰でしょう?』を収録。

 どの作品も問題篇と解決篇の二部に分かれていて、
懸賞ミステリーの際の正解率を表示してあるのが興味深く、
犯人当てに挑戦してみたものの、どれもかなり難しいと思った。

 個人的に一番面白かったのは、奥多摩の貸し別荘において、
土砂崩れの密室状態で、5人の死体が発見されたが、
死体の身元も不明で、腐乱により死んだ順番が不明な事件を
被害者(もしかすると犯人?)の手記だけを手がかりに、
有名推理作家が犯人を推理するという『蝶番の問題』。
 懸賞の際の正解率が1パーセントだったとのことで、
当然、私にもさっぱり犯人が判らなかったし、
手記の表示から、意外な事実が判る点が非常に良く出来ていた。
 が、ネタばれになってしまうのだが、
ラストで現実の事件ではなかったことが判る点は、
少々、蛇足かなと思った。

 また、座談会におけるA~Fで表記されている発言者が、
どの著者かを当てるという趣向の『わたしは誰でしょう?』は
クイズとしての締め切りが過ぎていたものの、
連載時の裏話や大学のミステリー研究会の話などが楽しめ、
なかなか良かった。


気分は名探偵 犯人当てアンソロジー

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 我孫子武丸 有栖川有栖 霧舎巧 貫井徳郎 法月綸太郎 麻耶雄嵩

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