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2007.05.13 (Sun)

『狂桜記 大正浪漫伝説』

[著者]栗本薫
[出版社]角川書店 角川文庫
[初版発行]平成17年10月25日

[感想等]
 時は大正。南吾野の人々に「桜屋敷」と呼ばれている古い屋敷に
中学生の幹彦は母と妹と叔母、いとこ達と暮らしていた。
 旧家の複雑な人間関係と隠された秘密や謎が、奇妙な殺人事件を
引き起こしていくうちに、やがて幹彦が知った真実は・・・。

 中将桜と呼ばれる樹齢何百年もの桜に象徴されるような、
旧家の妖しげで病的な、腐敗したような雰囲気の中で、
殺人事件の発生によって、今まで知らなかった一族の、
秘密や人間関係などの事実を知る少年・幹彦の視点から、
描かれるミステリである。

 主人公・幹彦が無知な子供から、家にまつわる真実を知り、
大人になっていく様子はとても良く描かれていて面白いと思ったが、
事件の真相は途中でなんとなく、判ってしまったし、
陰惨で救いの無い、滅びの物語なのが、残念である。
 特に、同性愛的な雰囲気のある年上の少年・哲志への思い、
満たされない愛を幹彦で代用する叔父・聖彦の行為の気色悪さが
私には好きになれなかった。


狂桜記 大正浪漫伝説

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 栗本薫

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