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2007.05.23 (Wed)

『螺鈿(らでん)の小箱』

[著者]篠田真由美
[出版社]東京創元社
[初版発行]2005年11月25日

[感想等]
 アジアの風土とヨーロッパの文化の融合というか、
幻想的な異国趣味と東洋趣味のミックスされたような雰囲気の、
趣のあるミステリアスな幻想短編、『人形遊び』など7編を収録。

 巻頭作『人形遊び』は少女の不気味な独り人形遊びに、
継母と継子との確執が語られ、ついには殺人事件に発展した物語
・・・と思わせて、思いがけない倒錯的な結末になり、唖然とした。
 その他も、不可思議な夢か現実か判らないような、
妖しく猟奇的な事件や出来事などを描いている作品ばかりで、
幻想や怪奇が好きな人にはどこか心惹かれるものがあるだろう。

 ただ、『象牙の愛人(ラマン)』はタイトルから察せられるとおり、
マルグリット・デュラスの『愛人』を下敷きにした作品とのことだが、
象牙の人形の不気味でエロチックな設定がなかなか面白いので、
もっと独自な舞台の物語にした方が良かったのではないかと思った。


螺鈿の小箱

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 幻想 篠田真由美

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