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2005.08.12 (Fri)

『僧正の積木唄』

[著者]山田正紀
[出版社]文藝春秋 本格ミステリ・マスターズ
[初版発行]2002年8月30日

[感想等]
 1930年代の排日感情が強まりつつあったサンフランシスコで、
『僧正殺人事件』(S・S・ヴァン・ダイン作)の関係者の一人が殺され、
犯人と擬せられた日本人を救おうとするのが若き日の金田一耕助という、
ヴァン・ダインや横溝正史の作品を元にしたミステリ。

 起こる事件は当時のアメリカにおける日系人社会を舞台にして、
興味深い様相を見せる事件や犯人であったが、
『僧正殺人事件』の名探偵ファイロ・ヴァンスの推理は実は間違いで、
別に真犯人が居たという解釈がされる点や
『本陣殺人事件』前のアメリカ放浪時代の金田一耕助の様子なども
楽しめるような作品になっている。

 もっとも、『僧正殺人事件』に関する部分は、
私は『僧正殺人事件』を以前に読んでいるはずなのだが、
あまり好きではない作品だったらしく、印象に残っていないので、
原作の雰囲気を損ねていないかなどは、コメントできない。
 が、金田一耕助の言動や様子などは横溝正史作品の雰囲気を損ねていず、
若い日にこんな冒険もしていただろうと充分思わせられた。


僧正の積木唄

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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