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2007.06.27 (Wed)

『少年検閲官』

[著者]北山猛邦
[出版社]東京創元社 ミステリ・フロンティア
[初版発行]2007年1月30日

[感想等]
 書物を所有していることが判ると、隠し場所と共に焼かれてしまうという
規則がある世界を独りで旅する英国人の少年・クリス。
 日本の小さな町に来た彼は、町中の家々に赤い十字架のような印が残され、
首なし屍体が発見されるという事件に遭遇する。
 ミステリを検閲するために育てられた少年エノと出会い、彼と、
「探偵」と名乗る犯人の正体を明かそうとするクリスだったが・・・。

 近未来かパラレルワールドなのか、書物が焚書されて存在せず、
本を見たことが無い少年・クリスを主人公としたSF風なミステリで、
エノという少年との出会いを描いた作品は、続編が予定されているらしい。
 その為か、何故、舞台となっている世界の海岸部が水没しているのか、
何故、書物を排斥しているのかが良く説明されていないまま
話が終わってしまうし、犯人の判明も動機もいまひとつで、
スッキリしない感じが残ってしまった。

 けれども、宝石のような形で情報が沢山詰まった「ガジェット」や
主人公・クリス、検閲官・エノなどの人物設定が面白く、良く出来ている。
 特に、クリスが亡父に聞かされていたのが英国のミステリというのも、
なかなか洒落ているし、不思議な魅力のある作品である。


少年検閲官


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ

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