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2007.07.08 (Sun)

『紅(あか)と蒼の恐怖 ホラー・アンソロジー』

[著者]柴田よしき 北川歩美 黒武洋 森青花 牧野修 
   小川勝己 五十嵐貴久 倉坂鬼一郎 菊池秀行
[出版社]祥伝社 ノン・ノベル
[初版発行]平成14年9月5日

[感想等]
 紅い恐怖・スプラッターと蒼い恐怖・サイコという2種類の恐怖を
題材にした、9人の作家による恐怖アンソロジー集。
 収録作品は、蒼は『毒殺』(柴田よしき)、『心の眼鏡』(北川歩美)、
『UM』(黒武洋)、『砲丸のひと』(森青花)の4作品。
 紅は『ドキュメント・ロード』(牧野修)、『蘆薈(ろかい)』(小川勝己)、
『嗜虐(しぎゃく)』(五十嵐貴久)、『分析不能』(倉坂鬼一郎)、
『蝕(むしば)む影』(菊池秀行)の5作品。

 スプラッターは少々苦手なので、紅の方の作品『ドキュメント・ロード』や
『分析不能』などは気味が悪く、あまり楽しめなかった。
 が、歴史小説風の『蝕む影』は、藩の御納戸役の青年武士・相馬新十郎が
酒屋の主人を惨殺し、出奔した事件が、一ヶ月前の怪事件が発端だったと判る
趣向が面白く、その不気味さが心に残り、なかなか楽しめた。

 蒼はいじめられっ子に出来た第三の目から、少数派多数派が逆転していき、
そのことで、イジメの関係が逆転するという不思議なSF風な『UM』が
人間関係の怖さのようなものを突きながら、皮肉で面白かった。
 また、『砲丸のひと』は砲丸フェチ的になり、盗みを繰り返す夫を
冷ややかに見ている妻の視点で書かれている物語だが、
病的な夫より、妻の方が恐ろしく感じるような不思議な物語で、
最後の奇妙な幕切れも面白かった。


紅と蒼の恐怖 ホラー・アンソロジー

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー 柴田よしき 北川歩美 黒武洋 森青花 牧野修 小川勝己

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